【今日の1曲】Fiona Apple – Cosmonauts (2020)

昨日に引き続き、本日もアメリカ出身のシンガーソングライターFiona Apple(フィオナ・アップル 1977年 – )の大傑作、8年ぶり通算5枚目のアルバム『Fetch the Bolt Cutters(フェッチ・ザ・ボルト・カッターズ)』から1曲、「Cosmonauts」をご紹介します。

Fiona Apple – Cosmonauts (Audio)
Fiona Apple – Cosmonauts

選曲について述べると、昨日は冒頭に収録された「I Want You To Love Me」を取り上げましたが、特にそれとこの「Cosmonauts」がアルバム中で特に傑出しているということでは無く、どれも良いです。
逆に言うと特にこれという傑出した楽曲がある訳では無くて平均がやたらと高い印象。
ただ、物凄くキャッチーいう感じではないかも。

「I Want You To Love Me」は1曲目だから。という単純な理由。
この「Cosmonauts」はタイトルからしてつい最近まで当サイトで約4ヶ月に渡りお送りしてきたDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)を連想する曲名だなー。と思っていたら、David Bowieの1974年作品『Diamond Dogs(邦題:ダイアモンドの犬)』に収録されている「Chant of the Ever Circling Skeletal Family(邦題:永遠に周り続ける骸骨家族の歌)」のラストを想起させるような箇所があった。というのが選曲理由。

明らかにそう。とは言えないくらいの「単なる偶然かもなー」程度のちょっとしたアレンジの合致なのだけれども、David Bowieって思っている以上?に後続のミュージシャンに影響を与えていたりするので、もしかしたら偶然ではなかったりするのかも知れません。

ちなみにFiona AppleとDavid BowieはそれぞれThe Beatles(ビートルズ)のAcross the Universe(アクロス・ザ・ユニバース)をカバーしているという共通点があったりもしますが、これは前に記事にしたこともありましたねー。

「Cosmonauts」はタイトルの通り宇宙飛行士についての歌のようですが、元々はJudd Apatow(ジャド・アパトー)監督の映画作品『This Is 40(邦題:40歳からの家族ケーカク)』の為に書かれた楽曲ながら、結局映画には使用されず、アルバム収録に当たり再録音したものとのこと。

映画の方は未見ながらあらすじから推察するに、歌の内容も、おそらくは宇宙どうこうというよりも、夫婦に限らず誰かと共に生きることについての覚悟なり難しさを宇宙飛行士に見立てた歌のようです。

ところで当サイト、全然進んでおりませんが一応日本の音楽作品を上から100枚選ぶというコンセプトで始めたものなので、Fiona Appleって日本の音楽家だと誰が近いかをちょっと考えてみると、これはもう中村佳穂。全身音楽家って感じが。2018年作品の『AINOU』で知りましたが、久々に凄い人出てきましたね。
そこに七尾旅人の時々ホーリーだったりグシャッとしたジャンクでアヴァンギャルドだったりする要素を掛け合わせて、これは前にも書きましたが声帯(なのか?)を極端に震わせる唱法は豊田道倫(パラダイス・ガラージ)

Fiona Appleが好きな人はそこら辺も聴いてみると良いのではないでしょうか。勿論その逆も。

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