【今週の3曲】Bill Withersの3曲

朝起きてYahooニュースを見るとトップにBill Withers(ビル・ウィザース 1938 – 2020年)の訃報。

もう引退して長かったし、年齢も81歳ということなので、物凄い衝撃や驚きはないものの、やはり寂しいですね。

今日からまたDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集に戻ろうと思っていましたが、今回はBill Withers追悼ということで、今まで聴いたことがないという人向けに3曲ご紹介することにします。

まず1曲目、いきなりBill Withers名義ではないのですが、ボーカルと作詞作曲(共作)で参加した、ジャズ・フュージョン界を代表するサックス奏者Grover Washington, Jr(グローヴァー・ワシントン・ジュニア 1943 – 1999年)名義の楽曲、「Just the Two of Us(邦題:クリスタルの恋人たち)」

Grover Washington Jr. – Just the Two of Us (feat. Bill Withers) (Official Audio)
Grover Washington Jr. – Just the Two of Us (feat. Bill Withers) (Official Audio)
Bill Withers – Just The Two Of Us (official video)
Bill Withers – Just The Two Of Us

1980年にリリースされたアルバム『Winelight(ワインライト)』に収録。
これはBill WithersもGrover Washington, Jrも名前は知らなくても、どこかで聴いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
日本のネットニュースでも訃報がトップに来たのはこの楽曲の存在が大きいように思います。

こういうメロウなR&Bジャンルの「究極の1曲」と呼んでも異論はどこからも出なそうな超名曲。

Bill Withersって立ち姿を初めて見た時から、味わい深い顔と抜きん出たスタイルの良さが合っているのかいないのか、やたらと印象に残っています。

あと2曲。どうしようかな。
結構迷うところで、この人には名曲や隠れ名曲沢山あるんですよね。

Bill Withersは生前8枚のオリジナルアルバムと1枚のライブ盤を発表していて、個人的に一番聴いた回数が多いのは1973にリリースされたライブ盤の『Live At Carnegie Hall』ですが、それは各自聴いていただくとして、ここは個人的な好みとは別でキャッチーな代表曲の一つ「Lovely Day」にしておきます。

Bill Withers – Lovely Day (Audio)
Bill Withers – Lovely Day

1977年にリリースされた6枚目のオリジナルアルバム『Menagerie(メナジェリィ)』に収録された楽曲で、結構色々なソウル系のコンピレーションアルバムに収録されていた印象。『Free Soul(フリー・ソウル)』とかにも入っていたような。

最後3曲目は、1985年にリリースされた8枚目のオリジナルアルバム『Watching You Watching Me』に収録された「Whatever Happens(邦題:織りなす願い)」

Bill Withers-Whatever Happens
Bill Withers – Whatever Happens

個人的には最も聴いた回数が少ないアルバムにはなるのですが、質が悪いとかそういうことではなくて、何となく。
でもラストから2番目に収録されたこの楽曲はとても好きで、Bill Withersのベスト盤なりプレイリストを自分で編集するなら絶対入れたい1曲で、締め候補。

岡村靖幸の「友人のふり」を聴くと毎回この曲とBread(ブレッド)の「If(イフ)」(1971年作品)を連想してしまいます。その逆も。余談ながら「If」は森高千里の「渡良瀬橋」もそうですね。

ちなみにこのアルバムを最後にBill Withersは引退してしまうのですが、本人不在でも今に至るまで楽曲は常に第一線で流れ続けていたような印象があります。きっとこれからもそうでしょう。

一昨年の2018年に全曲Bill Withers楽曲のカバーアルバム『Lean On Me』をリリースした、ジャズボーカリストのJosé James(ホセ・ジェイムズ 1978年 – )が、ソングライターとしてのBill WithersをPaul McCartney(ポール・マッカートニー)やStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)、Joni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)、Smokey Robinson(スモーキー・ロビンソン)、Carole King(キャロル・キング)、Leonard Cohen(レナード・コーエン)、Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)、Bob Dylan(ボブ・ディラン)らと同列に語っていましたが、確かにそういう位置付けでもなんら違和感のない人だと思います。

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