【今日の1曲】松本享 – 花とソルジャー (2017)

昨日まで3日連続で取り上げてきました、日本のロックバンド、Psysalia Psysalis Psyche(サイサリア・サイサリス・サイケ、以下「サイサリ」)。

本日で一旦最後ということで、2012年のバンド解散後、中心人物の松本享が2016年にリリースしたソロミニアルバム『Music for Film & Others』より「花とソルジャー」をご紹介します。

Toru Matsumoto ''花とソルジャー''
Toru Matsumoto – 花とソルジャー

相変わらず良いメロディーに良い歌詞を書く人です。
この歌詞に関してはバンド時代よりも洗練されているかも知れません。

ボコられてうずくまる
でも花とソルジャー
親指立てる

腹ん中で吠える
飯喰ってないから
心の蔵 響き渡る

こういうバッドな状況を描いてここまで高級な歌を作れる人はそうそう居ない。
分かる人には分かる。けれども届くべき人にまだまだ全然届いていないように思います。

上記引用にピンときた人は勿論、これだけではよう分からんという人も是非フルで聴いてみてください。

バンド時代の、存在感ある稀有なボーカリスト内田紫穏の歌声に比べるとどうしても地味と言えば地味ですが、これはこれで味わい深いものがあります。

ソルジャーという単語からはチェッカーズ(THE CHECKERS)の、藤井フミヤではなく弟の藤井尚之がボーカルをとるレアナンバー「Lonely Soldier」を連想したりもしますが、あれはだいぶ救いのないやたらと悲しい歌だったよなあ。良い曲なのだけれど。
それに比べるとこの「花とソルジャー」は何かとキツい状況にいる人でも、これを腹の中に収めておけば何かしら助けになってくれそうな優しい歌です。

松本亨はもう音楽活動には本腰入れていないのか、特にこれといった活動は近年していないようですが、時々思い出しては動向が気になる人で居続けています。

シンガーソングライターとしてのフルアルバムとか出してくれたなら良いのだけれど。

サイサリってブルーハーツからのハイロウズ〜クロマニヨンズみたいに、コアメンバーそのままで別バンドとして再デビューとかのパターンもあるものだと思っていましたが、全然そんな気配ないですよね。
なんだか勿体ないような。

でも「the United States of Psysalia」のような大名曲が出来てしまったら、それだけでもう十分過ぎるのかも知れません。

才能って一体何なのでしょうね?

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