【今日の1曲】THE YELLOW MONKEY – SO YOUNG (1999)

『短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集』は一週間ほどお休みで。

昨日書きましたが、今回も割とDavid Bowieに近いところで、THE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー、以下イエモン)。
ほとんど『番外編』みたいな感じ。イエモンの楽曲を取り上げるのは今回で2回目です。

今日どうしようかなー。時期的に卒業ソングとかが良いかなー。
と考えて、パッと思い付いたところだと、松田聖子の「制服」や斉藤由貴の「卒業」だったのですが、昨日イギリスのロックバンドSuede(スウェード)の名前を出したので、Suedeのデビューアルバム『Suede』(1993年作品)の1曲目にしていきなりの名曲と同じタイトルを持つ、イエモンのこちらにしときます。

英日David Bowieチルドレン繋がり楽曲ということで。

THE YELLOW MONKEY – SO YOUNG
THE YELLOW MONKEY – SO YOUNG

このイエモン版「SO YOUNG」は1999年3月3日に発売された18枚目のシングルで、2000年にリリースされた通算8枚目のアルバム『8』の初回版にのみ付属のDISC2に収録。
つまり基本的にはオリジナルアルバム未収録楽曲になります。

作詞作曲を手掛けた吉井和哉によると、

吉井は『So YOUNG―吉井和哉詩集』での「自身の楽曲の中で究極のラヴ・ソングは?」という質問と、「自分が死んだ時に流したい曲」という質問の両方にこの曲をあげている。後に吉井はこの楽曲を「俺にとってのTHE YELLOW MONKEYの解散ソング」としており、「バンドの遺影があるとすればこの曲の頃のアーティスト写真(ツアーファイナルの横浜アリーナで観客をバックにメンバーが肩を組んでいる写真)」とも語っている。

Wikipediaより

とのこと。

これは結構納得。

筆者はイエモンの作品は一通り聴いてはいますが、そこまで熱心なファンという訳ではなく、今回記事を書くにあたりネット上の資料を読むまで、てっきりこれが最初の解散前のラストシングルだったと思い違いをしておりましたが、その後の6枚のシングルの方が後だったんですね。
最後に出た「プライマル。」とごっちゃになっていたようです。どっちも卒業ソングだし。

余談ながら「プライマル。」はDavid Bowieの名作群でもプロデューサーを務めたTony Visconti(トニー・ヴィスコンティ)によるプロデュース作品だったりします。

で、この「SO YOUNG」。これほんと良い曲ですね。
個人的な好みで言うと、前回ご紹介した「嘆くなり我が夜のFantasy」(1995年)とこれが双璧。という感じです。
あーでも今月13日にリリースされた新曲「未来はみないで」も良い曲だったな。ちなみにこれも卒業系ソング。

「SO YOUNG」の何が良いって、サビ頭の「それはなんて青春」というフレーズ。これはなかなか思い付かないのではないでしょうか。超効果的にそこから先のフレーズを輝かせるようです。
追って出てくる「誰がなんて言っても君が好きだよ」これもシンプルながら大変素晴らしいと思います。ありそうで意外と無い。勿論メロディーも大変素晴らしい。

PVの吉井和哉は「シン・ホワイト・デューク」(痩せた青白き公爵)を名乗っていた頃のDavid Bowieに少し似ています。特に髪の毛の色とパンツのシルエットが。

楽曲についての小ネタ的なものも挙げると、これ関ジャニ∞出演のTV番組『関ジャム』でも取り上げられていたようですが、アウトロにQueen(クイーン)の「You’re My Best Friend」を織り込んでいたりするのが音楽的にもタイトルの意味合い的にも粋。
繋げるとなんかいじらしいと言うか切ない距離感ですね。

しかしこのコロナ騒動で卒業式が無い学生さん達、これは切ないよなあ。
特に今年中学卒業の3年生の学年は、東日本大震災の時には幼稚園・保育園の年長さんだったようなので、こんなイレギュラーに2回もあたってしまうなんて、もう本当に気の毒としか言いようがないです。これといって気の利いた言葉も出てきません。

松田聖子も斉藤由貴もビタースウィートな良さがありますが、この状況には、こういう砂を噛むような感じが無くも無い楽曲の方が雰囲気的に合うように思います。

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