【今週の3曲】The Libertinesの3曲

もう結構な回数を重ねている『短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集』は、アルバム『Reality(リアリティ)』(2003年作品)までご紹介が終わり、ちょうど良いタイミングなので一週間ほどお休みしようと思います。

とは言え、今回はDavid Bowieも全く関係なくもないかな?と思われる、英国のロックバンドThe Libertines(リバティーンズ)を取り上げることにします。

David Bowieが『Reality(リアリティ)』を制作するにあたり、多少は感化されたのではないかと思われる、いわゆる「ロックンロール・リバイバル」というムーブメント。

その嚆矢となったとされるのが、NY出身のバンドThe Strokes(ザ・ストロークス)の2001年リリース作品『Is This It(イズ・ディス・イット)』ですが、こちら個人的にはセンスの良さは感じたものの、The Modern Lovers(モダンラバーズ)を少しだけシャキッとさせた感じくらいの印象で、特別ハマったりはしませんでした。

で、The Strokesに続き、シンプルなロックを演奏するバンドが次々出て来る中、これはちょっと違うぞ。と思ったのがThe Libertines。

The Libertines – Up The Bracket
The Libertines – Up The Bracket

雑味のある演奏と歌があって、画面右から2番目のPete Doherty(ピート・ドハーティ 1979年 – )、画面右のCarl Barât(カール・バラー 1978 – )という、共に優れたソングライターでもあるフロントマンが2人も居る。
ついでに何かとお騒がせでバカバカしくもロマンチックだったり?する。

1stアルバムリリース後はメンバー間、主にフロントマン2人のイザコザが結構なポイントになるバンドだったりもするので、そこら辺のバンドヒストリーはWikipedia等をご参照ください。結構読み応えあります。なんじゃそりゃ?みたいな拗れ話がてんこ盛りです。

ここで直接ではないもののDavid Bowie絡みを強いて挙げると、The Libertinesのデビュー両面シングルのプロデュースを手掛けたのが、元Suede(スウェード)のギタリストBernard Butler(バーナード・バトラー 1970年 – )だったりする。

Suedeについては以前ご紹介しましたが、最高のDavid Bowieチルドレンとも呼べるバンドで、色濃く影響を受けているのはボーカリストのBrett Anderson(ブレット・アンダーソン 1967年 – )のイメージでしたが、Bernard Butlerの方もDavid Bowieの楽曲「Quicksand(邦題:流砂)」を大絶賛していたりもするので、多少なりとも影響はあるのかもしれません。

で、最初に挙げた楽曲「Up The Bracket(アップ・ザ・ブラケット)」はプロデューサーに元The Clash(ザ・クラッシュ)のMick Jones(ミック・ジョーンズ 1955年 – )を迎えて制作された2002年リリースのデビューアルバム『Up The Bracket(邦題:リバティーンズ宣言)』からの先行シングルでアルバム表題曲。

The Libertines – Time For Heroes (Official Video)
The Libertines – Time for Heroes (Official Video)

こちらも同アルバムより3rdシングルにもなった「Time for Heroes(タイム・フォー・ヒーローズ)」。
これは歌詞も大変優れた名曲。

で、先述の通りメンバー間の関係が悪化する中で制作され、2004年にリリースされた2ndアルバム『The Libertines(リバティーンズ革命)』。

これがもう最高のアルバムで、1st以上に乱雑だったりヘロヘロながらロマンチックでもあり非常に生々しいという他にあまり類を見ない代物。

その中から個人的に好きな楽曲「Man Who Would Be King」をご紹介します。

the libertines – man who would be king
The Libertines – Man Who Would Be King

同年末に無期限活動停止(事実上の解散)を宣言し、活動にピリオド。その後なんやかやで再結成しアルバムを1枚出していますが、魔法は解けてしまったかのような印象。

やはり2ndは別格で、リリースされて16年が経ちますが、個人的にこれ以上のロックアルバムは以後出ていないと思っています。

しかしこれもう16年も経つんですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました