【今日の1曲】David Bowie – Bring Me the Disco King (2003)

短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集。

一昨日昨日に引き続き今回も2003年リリースの通算23枚目(カバー1枚とバンド「Tin Machine」の2枚を入れると26枚目)のアルバム『Reality(リアリティ)』より、ラストに収録されている楽曲「Bring Me the Disco King(ブリング・ミー・ザ・ディスコ・キング)」をご紹介します。

David Bowie – Bring Me the Disco King
David Bowie – Bring Me the Disco King

いかにもアルバム最後を締め括るのにふさわしい格調高い名曲。
Steely Dan(スティーリー・ダン)を彷彿とさせるような、Mike Garson(マイク・ガーソン 1945年 – )によるジャズ寄りのピアノが非常に印象的。

個人的にDavid Bowieのベスト盤なりプレイリストなりを編集するなら、この楽曲は是非入れたいところです。

この楽曲は『Reality』にて初めて収録されましたが、結構前から存在自体はあったようで、まずは1993年、久々のソロ復帰作『Black Tie White Noise(ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ)』の制作時に最初に録音されるも発表されず。
次に1997年の『Earthling(アースリング)』制作時に再度録音されるもリリースには至らず。

そして3度目、以前のアレンジは取っ払った状態でMike Garsonにピアノを弾かせたところ、元のアレンジの半分のテンポで弾いいたことがきっかけとなり、見事完成に至ったのだとか。
つまり元はアップテンポでタイトル通りディスコ寄りのアレンジだった模様。

約10年掛かりで完成したこの楽曲。
物事には然るべきタイミングというものがあるのだなー。と改めて思わされるエピソードですね。

この楽曲には、Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ)にも参加していたベース&キーボード奏者Danny Lohner(ダニー・ローナー 1970年 – )が手掛けた映画のサントラ『Underworld(アンダーワールド)』に収録されたリミックスバージョンも存在しており、同曲には以前ご紹介したToolのMaynard James Keenan(メイナード・ジェームズ・キーナン 1964年 – )や、こちらもご紹介したJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ 1970年 – )等の結構な豪華メンバーが参加しています。

David Bowie feat. John Frusciante – Bring Me The Disco King
David Bowie – Bring Me the Disco King (Remix)

リミックスバージョンも良いのですが、個人的には『Reality』収録のバージョンの方が好みです。

2004年、David Bowieはアルバムリリース後のライブツアーで訪れたドイツのハンブルクにて、動脈瘤による心臓の痛みを訴え緊急入院することとなり、残りの公演は中止となりました。

こうして何度目かの「黄金期」とも呼べる、2000年代最初の十年紀は、約半分を残し唐突に終わりを告げます。

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