【今日の1曲】David Bowie – Toy (Your Turn To Drive) (2000)

短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集。

一昨日昨日と2日連続で90年代最後のアルバム『’hours…’ (アワーズ)』を取り上げまして、今回からは世紀も変わり2000年代に突入します。

えー、正式リリースの順番で言えば1999年リリースの『’hours…’ 』の次作で、2002年リリースのアルバム『Heathen(ヒーザン)』になるところですが、今回はこの2枚のアルバムの間の時期、2000年頃にレコーディングされ2001年にリリースが噂されるも、結局未発表になってしまった幻のアルバム『Toy(トイ)』より、表題曲をご紹介することにします。

David Bowie – Toy (Your Turn To Drive)
David Bowie – Toy (Your Turn To Drive)

『Toy』の収録予定曲の幾つかは、『Heathen』に収録されたり、『Heathen』からのシングルカット曲のカップリングとして発表されたりもしましたが、この「Toy(Your Turn to Drive)」という表題曲はCDとしては販売されておらず、いつ頃からだったかは失念しましたがダウンロード配信でのみ販売。で、アルバム『Toy』は2011年にインターネット上に流出。

CD音源としての正式なリリースはその3年後、2014年に活動50周年を祝してリリースされた3枚組のベスト盤『Nothing Has Changed.(邦題:ナッシング・ハズ・チェンジド〜オールタイム・グレイテスト・ヒッツ)』が初。
つまり約14年もの間、わざわざ配信で購入なり流出音源を入手した人以外には聴かれていない日陰楽曲だったわけです。

なお、正式リリース時には改題され「Your Turn To Drive」という曲名になっております。「Toy」の方がシンプルでキャッチーな気がするけれど。

Your Turn To Drive
David Bowie – Your Turn To Drive

で、今回ご紹介の1つ目の音源は多分流出時のもの?で、2つ目の方の正式リリース版よりちょっとユルい。気がする。厳密にちゃんと聴き比べていないので印象程度なのですが、正式版に比べて単に音質のビットレートが低いせいなのか、全体的に音が分離していなかったりドラムの抜けが比較すると良くなかったり、ボーカルも気持ちフワッとしているような。
でもこの楽曲に関して個人的にはこのくらいの方が好みです。

『Heathen』は1980年の作品『Scary Monsters(スケアリー・モンスターズ)』以来、約22年振りにDavid Bowieのいわゆるカルト・スター時代の楽曲をプロデュースしたTony Visconti(トニー・ヴィスコンティ)を迎えた作品ということで結構話題になりましたが、確か『Toy』の時点からそれは始まっていたはず。

個人的にTony Visconti効果が明らかに感じられるのは『Heathen』で、この「Toy (Your Turn To Drive) 」という楽曲に関してどの程度Tony Viscontiが関与しているのかは不明ですが、何にせよこれはもう素晴らしく良い曲だと思います。

割とさらっと流れて行くタイプの曲なので「いかにも名曲」然としたインパクトはあまり無いかも知れませんが。個人的にはDavid Bowieの全楽曲でTOP50は入ります。TOP40でも入るかも。
調子が良ければ多分余裕でこういう曲書けちゃう人なんですよ。

『Earthling(アースリング)』と『’hours…’』の2枚の90年代後半の時期、いかに調子が悪かったのかが分かるよーな…。あくまで個人的な印象ですが。

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