【今日の1曲】B’z – MOTEL (1994)

短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集。

またまた番外編で今回ご紹介するのはB’z。
B’zとDavid Bowieって関係あんの?
って話ですが、意外と全く無いわけでは無い。

B’zが1990年にリリースした4thアルバム『RISKY』の最後に収録された、サビメロ以外は電話越しの会話設定のちょっと異色な楽曲「It’s Raining…」にて、写真がどうの、あの時計がどうの、コーヒー飲めるようになったんだ、とか話してる中に「David Bowie借りたまんまだね。いいの?」というセリフが入っていたりする。

あとは、意外と言う程意外ではないけれど、ボーカルの稲葉浩志がフェイバリット作品の1枚としてDavid Bowieのアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(邦題:ジギー・スターダスト)』(1972年作品)を挙げていたりします。

同じく音楽的に近しいものはあまり感じませんが、Hi-STANDARDの横山健とかもDavid Bowieに対するリスペクトを表明していたりしますもんね。

音的なところで強いて言えば、David Bowieの1987年作品『Never Let Me Down(ネヴァー・レット・ミー・ダウン)』とかは初期B’zの音楽性に割と近いものがあるのではないかと思います。

まあ今回の選曲は、音楽性どうのではなく、昨日取り上げたDavid Bowieのアルバム『1.Outside(アウトサイド)』(1995年作品)収録の楽曲「The Motel(ザ・モーテル)」とほぼ同時代にB’zも傑作同名曲をリリースしていたから。というただのタイトル繋がりです。

B'z / MOTEL
B’z – MOTEL
MOTEL
‘z – MOTEL

1994年11月にリリースされたB’z通算15作目のシングル楽曲でオリジナルアルバムには未収録。

同年3月リリースの2枚組アルバム『The 7th Blues(ザ・セヴンス・ブルーズ)』とこのシングルはB’zの歴史の中でも特異な時期で、簡単に述べると初期の打ち込みが多用されていた音楽性から徐々に生音比率が高くなり、『The 7th Blues』収録の先行シングル「Don’t Leave Me(ドント・リーヴ・ミー)」からこの「MOTEL」まで、思いっきりブルースに振り切った作風になっており、B’zのキャリアの中で突出して暗い。

この頃は長期にわたるライブのためメディアへの露出が少なかった上に曲調がかなり暗い作品が目立ったため、このシングルのリリースの頃からB+U+Mを解体する「MOTEL」のリリースの時期までは「暗黒時代」と言われた(現在はメンバー自身も1994年を「暗黒時代」と呼んでいる)。

「Don’t Leave Me」Wikipadiaより

オリコン週間ランキングでは初登場1位を獲得。前作に続き初動で70万枚を突破し、ミリオンヒットを記録した。2006年5月時点で、売上枚数131万6300枚を記録している。

「MOTEL」Wikipadiaより

自他共に認める「暗黒時代」のこの作風でもしっかりミリオンセラーを叩き出すのは流石で、ブルースの重みや渋みを無くさないまま、ポップミュージックとして幅広く受け入れられるものに仕上げる手腕はとんでもなく、これは簡単に出来る事ではないと思います。

倦怠感や厭世感にまみれたこの時期のB’zの楽曲は個人的に好きで、特にこの「MOTEL」と「Don’t Leave Me」の2曲は素晴らしい。
聴いていると、どこか旅に出たくなるような。

日曜や連休最終日の夕方とかに聴くにはピッタリな名曲。

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