【今日の2曲】Al B. Sure! – Nite and Day (1988)、Playing Games (1992)

短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集。

昨日は1993年のソロ活動復活作『Black Tie White Noise(ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ)』より、表題曲を取り上げましたが、本日はまたまた番外編という事で、その「Black Tie White Noise」に参加していたボーカリストのAl B. Sure!(アル・B・シュア!)、昨日はサラッと名前を出しただけでしたが、それで流してしまうには勿体無いので今回はこの人の楽曲をご紹介することにします。

Al B. Sure! – Nite and Day
Al B. Sure! – Nite and Day

1988年にリリースされたAl B. Sure!のデビュー作『In Effect Mode(イン・エフェクト・モード)』の冒頭に収録された楽曲で代表曲でもある「Nite and Day(ナイト・アンド・デイ)」。

奇しくも前々回、こちらも番外編ということで取り上げた岡村靖幸の「Dog Days」のPVと服装が「デニム上下被り」していますが、それはいいとして音の方の話をすると、いつ聴いても思うのがMixのバランスの絶妙さ。
各楽器やボーカルの音量調整のことですが、この楽曲の言うなれば「どの音も特に立っていない」感じはなんか好き。耳馴染みが良く聴き心地が良い。

単純にこの人のボーカルってほとんどファルセット(裏声)なので、まずボーカルがそんなに立たないのはまあ分かるのですが、低音も殊更アピールせず控えめ。そして絶妙なのが、たまにサックスっぽくも聴こえるギターの小ささ。あるいはギターっぽく聴こえる加工されたサックスなのか、両方使われているのか、全部キーボードなのか、手元にCDもレコードも無くインフォメーション不明で書いていて自信が無くなってきましたが、まあ何にせよ絶妙。
かのD’Angelo(ディアンジェロ)がこの1stを愛聴していたという話も肯ける内容です。

Al B. Sure!という人は、R&Bの中でも1980年代後半から1990年代初頭にかけて流行した、いわゆるNew Jack Swing(ニュー・ジャック・スウィング、以下NJS)に分類される人で、1990年と1992年にアルバムをリリースしていますが、ボーカリストとして参加したDavid Bowieの「Black Tie White Noise」リリース時の1993年にはNJSの流行もほぼ終わりかけており、その後はプロデューサーとしての活動にシフト。次のアルバムが出るのはなんと2009年。
で、この通算4枚目のアルバム『Honey I’m Home』、これも結構良いんですよね。時代が変わり音質は変われど絶妙な聴き心地は変わらず。結局バランス感覚の良い人なのだと思います。

もう1曲ついでにその『Honey I’m Home』から、ではなくて、個人的に好きな1992年の3rdアルバム『Sexy Versus』から「Playing Games」をご紹介します。

Al B. Sure – Playing Games
Al B. Sure – Playing Games

この曲に関しては、今まで述べたバランス云々ではなくて、後半のキーボードが「まだ行くか!?」「ここでまた更に展開するのか!?」という、結構攻めた演奏を繰り広げる面白ナンバーであります。こういうのって紹介したくなるんですよねー。思わず笑ってしまうかもしれません。

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