【今日の1曲】Queen & David Bowie – Under Pressure

短期集中David Bowie(デヴィッド・ボウイ 1947 – 2016年)特集。

もう短期とは言えない感じの長さになっておりますが、まあ同業者が選ぶ20世紀最も影響力のあったミュージシャン第1位の人ですからね(いつの何のメディアでの集計だったかは忘れたけど)。そりゃ主要なところをピックアップするだけでもそれなりに長くはなる。

昨日は1980年リリースの『Scary Monsters(スケアリー・モンスターズ)』から、いよいよある種の大問題作1983年の『Let’s Dance(レッツ・ダンス)』に行く、その前に。という事で、日本限定のシングル曲「Crystal Japan(クリスタル・ジャパン)」を取り上げましたが、本日も「その前に。」の「パート2」(そりゃ長くもなる…)。

で、今回も「Crystal Japan」同様、David Bowieのアルバム作品単位でのディスコグラフィーからは漏れてしまう、つまりオリジナルアルバムには収録されていない楽曲な訳ですが、これは外せないやつ。
一昨年(だっけ?)まさかの特大再ブレイクを果たした英国変態バンドQueen(クイーン)との共作曲「Under Pressure(アンダー・プレッシャー)」、傑作です。

Queen & David Bowie – Under Pressure (Classic Queen Mix)
Queen & David Bowie – Under Pressure (Classic Queen Mix)

再生回数2億回超えてるんですね。
この楽曲は1981年にリリースされ、以下Wikipedia引用。

全英シングルチャートでは、クイーンとしては「ボヘミアン・ラプソディ」(1975年発売)以来2作目、ボウイとしては「スペイス・オディティ」(1975年再発)、「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」(1980年)に次ぐ3作目の1位を獲得するなど大ヒットした。

Wikipediaより

そうそう、今のネームバリューからすると意外だと思われそうですが、この時点での両者のNo.1ヒット曲って案外少ないんですよね。そういう意味でも結構重要な曲です。

確かこれってステージでの共演は無かったはずなので、上記映映像は合成(のはず)。

Queen – Under Pressure (Official Video)
Queen & David Bowie – Under Pressure

こちらがオリジナル。
両者共にスケジュールが合わず、著作権切れ映画の映像を使って編集されたもの。でもこのPVって評価高いんですよね。

楽曲の成り立ちについても以下Wikipedia引用。

当初ボウイは、クイーンの「クール・キャット」にバッキング・コーラスで参加する予定だった。レコーディングが行なわれたが、双方出来に満足せず、最終ミックスから削除された。その後2組によるジャムセッションが行なわれた後、「こんな馬鹿げた事をしてないで、一緒に曲を書こうよ。」と誘った。

ボーカルの高音パートはフレディー・マーキュリー、低音パートはデヴィッド・ボウイが担当。また、この楽曲の特徴的なベースラインについて、ジョン・ディーコンは1982年に発行されたミュージック・ライフ誌にて「ボウイが作った」とコメントしているが、ボウイは「関与する前からすでに存在していた」と語っている。

Wikipediaより

楽曲の肝とも言える印象的なベースラインの功績をお互いに譲り合っているのは良い話ですねー。

単に両人共にその時の具体的な状況を覚えていないだけなのかも知れませんが、David Bowieの人柄の良さが滲み出たエピソードは結構多い。
でもRou Leed(ルー・リード)によると「俺より性格が悪い奴がいるなら、それはもうDavid Bowieしかありえない」とのことなので、まあ色々と多面体なのかも知れませんね。

もう少し楽曲について付け足すと、Queenのドラマー・Roger Taylor(ロジャー・テイラー)が書き始めた「Feel Like」という楽曲が基になっているらしい事と、後年Queenのギタリスト・Brian May(ブライアン・メイ)がこの曲について語ったところによると、イニシアチブを執っていたのはDavid Bowieだったようです。

David Bowieという人は様々なミュージシャンとの共作を残していますが、その中でもこれは屈指の出来なのでは。

まあ今回のQueenのように連名の作品はそう多くはありませんが、挙るとキリがない程様々なミュージシャンとコラボレート出来ていたのも、やはりソロだったからで、バントだとこうはいかない。

David Bowieもその時代時代である程度固定メンバーでのレコーディングだったりツアーをしてはいましたが、結局個人名での活動のメリットを存分に活かした人だったと思います。

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