【今日の1曲】ORIGINAL LOVE – スクランブル

今日から仕事始めの人も多いと思いますが、昨日のレミオロメンの首都高渋滞ソングに続けて、本日は夜の首都高軽快ドライブソング(イメージ)。

Original love Scramble
ORIGINAL LOVE – スクランブル

1992年4月8日に発売されたORIGINAL LOVE(オリジナル・ラブ)通算3枚目のシングル「ヴィーナス(The Venus)」のカップリング曲で、翌月5月1日に発売された通算2作目のアルバム『結晶 -SOUL LIBERATION-(けっしょう ソウル・リベレイション)』にも収録された「スクランブル(Scramble)」。

アップテンポなジャズアレンジで曲全体がドライブしているようです。実際のところ車とか車中であることが歌詞に明言されている訳ではないのですが、多くの人が夜の首都高とかをスムーズに走る場面をイメージするのでは?

この「スクランブル」はORIGINAL LOVEの数多ある楽曲の中でも、かなりの上位に位置するものだと思っていますが、何故か当時のベスト盤には収録されていなかったり、初出もシングルのカップリングだったりで、ファン以外には今一つ知られていない感じで、なんだか勿体無い印象があります。

リリースは1992年なので、もう28年も前。ということは、何やかやで勿体無い印象を持ち続けて25年以上になるわけですが、筆者は正直ORIGINAL LOVEの熱心なファンではなく、アルバムが出たら一応聴く。くらいのファンとも言えないくらいの感じで、昨年2019年の個人的ベストソングがORIGINAL LOVEになるとは予想だにしませんでした(アルバム『bless You!』収録の「ゼロセット」です)。
「ゼロセット」の瑞々しさと熱さには驚きましたが、田島貴男の見た目の変わらなさも改めて考えるに結構驚異的で、28年前からほとんど印象が変わらない。当時から若々しい感じは特になかった人なので、同じく「渋谷系」に分類されていた小沢健二や小山田圭吾の当時の少年っぽさと比べるとまあ変化が出にくいタイプの人ではあると思いますが、それにしてもイメージが全然変わらない。

田島貴男は1966年4月24日生まれなので現在53歳。

「スクランブル」リリース時は25歳。
作詞を手掛けたキーボーディストの木原龍太郎(1995年に脱退。現在の名義は「キハラ龍太郎」)が1963年の3月生まれなのでリリース時で29歳。制作時は28歳か。
当然の如く大人の音楽なのですが、今の20代でこういう表現をする人ってほぼ居ないですよね。
大体「僕、僕、僕」「わたし、わたし、わたし」言ってる気がする。
なんとなくのイメージだと90年代末のBUMP OF CHICKENの登場と、00年代頭ら辺の青春パンクブーム位から、日本のポップミュージック界は「等身大」勢力に一気に覆われてしまったような印象があります。背景にある社会的な、なんだろう?就職氷河期とかインターネットとか若者の貧困とか色々あっての時代の要請としての表出と支持でしょうから、それが別に悪い事ではないと思いますが、90年代の特に初期とか中期ってまだまだだいぶ余裕あったよな。と思う次第。

近年のシティポップブームも、今では失われてしまったムードを求めてのものが大きいのかも知れませんね。

そう言えばORIGINAL LOVEって現役で活動しているからなのか、あんまりシティポップ的な文脈では語られていないような気がしますが(そんなことない?)、その流れでも全然聴けるのでは。まあこの曲はジャズ・ロック(ポップ)って感じなので、ど真ん中の感じとは違うかも知れませんが。

大体の作品がサブスクにあるので、有名曲以外も色々摘み聴きでもしてみると良いと思います。

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