【今週の3曲】佐藤奈々子キャリア初期の3曲

少し前にムーンライダーズ『マニア・マニエラ』収録の「Kのトランク」を取り上げた際に、作詞者として名前を出した佐藤奈々子。

今回はシンガーとしても活動している佐藤奈々子の楽曲を3曲ご紹介します。

では1曲目、1977年発売のデビューアルバム『Funny Walkin’(ファニー・ウォーキン)』の冒頭を飾るナンバー「サブタレニアン二人ぼっち」

Nanako Sato (佐藤奈々子) – サブタレニアン二人ぼっち
佐藤奈々子 – サブタレニアン二人ぼっち

作詞は佐藤奈々子本人。作曲は佐藤奈々子とデビュー前の佐野元春の共作。
この二人の関係については以下Wikipediaより引用。

大学在学中に佐野元春と出会い、歌や詩を書くことを教わる。 大学主催の女性シンガーソングライターコンテストに出場し、「綱渡り」で最優秀作詞賞受賞。 このコンテストを機に1977年6月、佐野との共作によるアルバム『Funny Walkin’(ファニー・ウォーキン)』で日本コロムビアよりデビュー。

才能ある者同士の運命的な出会いの典型例のようです。

Wikipediaの略歴がとても見やすくまとまっているので、興味を持たれた方はそちらをご覧下さい。
一行目から「叔母が体操の元オリンピック選手で3歳頃より体操を仕込まれる。」で始まるという。そこにも記述がありますが、息子のjan(ヤン)は現在GREAT3の二代目ベーシストとしての活動もしています。

話を戻しますと、このデビューアルバムで全曲の編曲を手掛けているのがジャズピアニスト大野雄二なんですよね。
当サイトでも以前、ルパン三世のテーマ曲で取り上げた事がある人です。
ゴージャスでお洒落な響きはまさに大野雄二。

同アルバムよりもう1曲。「夜のイサドラ」

夜のイサドラ – Nanako Sato (佐藤奈々子)
佐藤奈々子 – 夜のイサドラ

アルバムの最後に収録された楽曲で、こちらも作曲は佐野元春との共作(収録曲中「土曜の夜から日曜の朝へ」という1曲を除き、全てそう)です。
最初と最後を選曲しましたが、その間に入る楽曲群も大体良曲。

最後3曲目はデビュー作の同年1977年の12月に発売された2ndアルバム『SWEET SWINGIN’(スウィート・スウィンギン)』より「フラミンゴの夜」。
前曲に続きこれもアルバム最後に収録されている楽曲です。
年末だし。なんとなくメロウなスローナンバーを連続で。

佐藤奈々子/フラミンゴの夜
佐藤奈々子 – フラミンゴの夜

この2ndアルバムでは、アレンジャーが大野雄二からジャズ・ギタリストの横内章次に代わり、ざっくり言うと”間”が増えた印象。
作詞は全て佐藤奈々子。作曲は佐野元春との共作が9曲に、佐野元春の単独作が「フラミンゴの夜」含め4曲。

人にまず勧めるのなら1曲目からいきなりインパクトのあるデビュー作かな?と思いますが、個人的によく聴いたのはこの2nd。

今回時間が無かった為、「サブタレニアン二人ぼっち」以外の2曲は結構適当にパッと思い付いたところで選びましたが、1978年の3rd『Pillow Talk』、1979年の4th『Kissing Fish』も含め初期4枚のアルバムは大体どの曲を聴いても良いと思います。
また、加藤和彦がプロデュースしたバンド「SPY」での作品や、90年代以降の作品も面白いものが多いので、気が向いたらまたそのうち取り上げるつもりでおります。

今日から年末年始のお休みに入ったという方も多いと思いますので、良い休日の夜のお伴に是非。

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