【今週の3曲】悲しく響くPIZZICATO FIVE(ピチカート・ファイヴ)の3曲

昨日の文中に書いた経緯で、日本のヒップホップグループ
A.K.I.PRODUCTIONS(エーケイアイプロダクションズ)の存在を久々に思い出し、彼らが1993年にリリースした1stアルバム『JAPANESE PSYCHO』を久しぶりに聴きましたが、これが突き抜けた傑作で、名盤100枚に入りそうな勢い。
再チェックが遅れたことを少し反省した次第。

この作品を傑作たらしめている要因のひとつに、聴いた人の大半が「マジか」と思うであろう、冒頭に収録されたPIZZICATO FIVE(ピチカート・ファイヴ)のカバー「万事快調」の衝撃的な存在があると思います。これ、PIZZICATO FIVEの二人もコーラスで参加していたりするんですよね。

という事で、今回はPIZZICATO FIVEを取り上げることにします。今まであまりちゃんと聴いた事が無かったという人も割と入りやすいと思う、キャッチーで個人的な印象ではどれも悲しく響く3曲です。A.K.I.PRODUCTIONSに関してはその後に聴いてみると良いのでは。

1曲目「メッセージ・ソング」。
1996年にリリースされた11枚目のシングル曲でオリジナルアルバムには未収録。
NHKの音楽番組『みんなのうた』でも放送されていました。

PIZZICATO FIVE / メッセージソング
PIZZICATO FIVE – メッセージソング

これはほんと染み入って来る良い曲だなあ。
空気感はクールで乾いているのに。
PVに出て来るギタリストはTHE ROOSTERS(ザ・ルースターズ「THE ROOSTERZ」表記もあり)の花田裕之。

2曲目「悲しい歌」。
1995年にリリースされた9枚目のアルバム『ROMANTIQUE 96(ロマンティーク96)』収録曲で、アルバム発売の翌月にシングルカットもされた楽曲。
Amazonのレビューにて言及されていますが、この秀逸なベースラインは現在Syrup16gのベーシスト・キタダマキによるもの。

PIZZICATO FIVE / 悲しい歌
PIZZICATO FIVE – 悲しい歌

アルバム2曲目の「めざめ」、飛んで14曲目の「トウキョウ・モナムール」からの15曲目「悲しい歌」への流れは絶品。
この楽曲「悲しい歌」は1998年にリリースされた和田アキ子のアルバム『DYNAMITE-A-GO-GO!!!』にてカバーバージョンが収録されています。

3曲目「陽の当たる大通り」。
1994年にリリースされた8枚目のアルバム『overdose(オーヴァードーズ)』に収録された楽曲で、こちらもアルバム発売後にシングルカットされました。

PIZZICATO FIVE / 陽の当たる大通り
PIZZICATO FIVE – 陽の当たる大通り

この曲がアルバム最後を締めるのですが、余韻が凄いんですよね。初めて聴いた時のことを今でも思い出せるような。

ちなみにこの楽曲、PIZZICATO FIVE解散1年後の2002年にリリースされたトリビュート・アルバム、『戦争に反対する唯一の手段は。-ピチカート・ファイヴのうたとことば-』にて、キリンジがカバーしています。同作には上記の和田アキ子による「悲しい歌」、曽我部恵一による「メッセージ・ソング」も収録。

もう解散から18年も経ってるのに全然そんな気がしない。
これはいつまでも鮮度の落ちない稀有な音楽だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました