【今日の1曲】twenty one pilots – Heavydirtysoul

今日の選曲どうしようかな、と思いながら先月の選曲リストを見ていたら、丁度1ヶ月前に取り上げたglobeの「wanna Be A Dreammaker」によく似たビートの楽曲を思い出したので、それにします。

twenty one pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ)と言えば、本国アメリカと日本とで人気や知名度の落差が凄くある、日本の評論家筋があんまりまともに取り上げないバンド(ユニット?)の一つだと思いますが、そんな彼らが2015年に発売し650万枚を売り上げた4thアルバム『Blurryface(ブラーリーフェイス)』の冒頭を飾る楽曲「Heavydirtysoul(ヘヴィーダーティーソウル)」を紹介します。

twenty one pilots: Heavydirtysoul [OFFICIAL VIDEO]
twenty one pilots – Heavydirtysoul

globeと言うか、globeの元ネタにもなったThe Prodigy(プロディジー)が大元。
そう言えばThe Prodigyのパフォーマーで時々ボーカルも担当していた、Keith Flint(キース・フリント)が自死してしまったのも今年でしたね。

こういう短パン系の(このPVでは服装まではあんまりわからないけれど)出自がポップ・パンクっぽい(実際どうかは不明だけれど)雰囲気のバンドって日本の音楽評論家が軽視しがちな印象がありますが、実際聴けば音楽性は高度で、ボーカリストTyler Joseph(タイラー・ジョゼフ)の表現力は極めて高く、改めて歌詞を読むと、メッセージはかなりシリアスで切実なものがあるように思います。

特に不幸な事故が続く昨今、普段はまあ「こういう心のしんどさの表現って多いよな」位でちょっと聴く側も慣れてしまっているところがあるかと思うのですが、改めて聴くに発信者側の心情が心配になるところがありますね。

2017年5月にSoundgarden(サウンドガーデン)のボーカリストChris Cornell(クリス・コーネル)が亡くなり、同年7月にはChris Cornellと生前親しかったLinkin Park(リンキン・パーク)のボーカリストChester Bennington(チェスター・ベニントン)がChris Cornellの誕生日に同じ方法で亡くなってしまったことも記憶に新しいです。

実は発信者側それぞれがシリアスなメッセージ通り、結構ギリギリのところを綱渡りでなんとかやってのけて作品が生まれているのかも知れません。

twenty one pilotsの話に戻りまして、先述の短パン感と言いますか、ファッションの感じが丁度良く分かる動画があるのでこちらも続けて。
アルバム『Blurryface』にて先ほどの「Heavydirtysoul」に続く2曲目に収録されており、本日2019年11月29日時点で1,890,795,571 回視聴という、驚異の約19億の再生回数を誇る楽曲「Stressed Out(ストレスド・アウト)」

twenty one pilots: Stressed Out [OFFICIAL VIDEO]
twenty one pilots – Stressed Out

これ初見の人は全員が気になるのではないかと思うのですが、首と手の黒いのは、タトゥーではなくペイントなのでご安心を。

この『Blurryface』というアルバムは傑作と言って良いほど充実した作品で、日本のAmazonでも16件のカスタマーレビューが付いています。
ただ比べると、アメリカのAmazonでのレビュー数は本日時点で1472。
レビュー数が全てではないと思うものの、この数字には分かりやすく端的に人気の差が現れています。

Beyonce(ビヨンセ)もSolange(ソランジュ)も、カニエ・ウェスト(Kanye West)もKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)もTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)も良いと思いますが、近年国内メディアで扱われる洋楽は、どうも黒人ミュージシャンの作品以外が軽視されているような印象が無きにしも非ず。ちょっと偏っているような気がします。

最後もう1曲行っときましょう。
こちらは2011年に自主制作で発表した通算2枚目のアルバム『Regional at Best(リージョナル・アット・ベスト)』に収録されている「Car Radio(カー・ラジオ)」

twenty one pilots: Car Radio [OFFICIAL VIDEO]
twenty one pilots – Car Radio

このEDM感はなんだか懐かしいですねー。でも独自性もちゃんとある良い楽曲。

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