【今日の2曲】OGRE YOU ASSHOLE – これから/夜の船 アルバム 『100年後』より

昨日も書いた通りですが、一昨日の元KARAのク・ハラ逝去の報に、ガックリ来たままです。

とは言え日常生活は当然あるわけで、足を運んだ書店でパラパラと目を通したミュージック・マガジンの最新号を契機に話を進める事にします。

今年創刊50周年記念で毎月何かしらの括りでアルバムランキング100を掲載していたミュージック・マガジンですが、今号は「2010年代のオールジャンル・アルバム・ベスト100」が掲載されておりました。

あんまり意識していませんでしたが、10年毎のタームで区切る2010年から2019年までの「2010年代」が、もう残りひと月と少しで終わってしまうんですね。

80年代や90年代に比べて、00年代以降はこれといって新しいジャンルの登場も無く、機材の発達や新しい技術等のドラスティックな変化も無かったので、どの作品が00年代後半で10年代前半なのかも都度確認しないと分からないくらいですが、1位がJames Blake(ジェイムス・ブレイク)の1stアルバムなのは、まあ分かる。という感じです。

ランキングの2位以下もまあ大体そうなるよね。といった感じで、個人的に「これが入っていないのはどうなのよ?」みたいな作品もパッとは特に思い付きませんでした(ceroは『Obscure Ride』よりもどちらかと言うと『POLY LIFE MULTI SOUL』の方が良くない?くらい)。

それは、筆者がここ半年くらい当サイトの一向に始まらない『日本のポップミュージックのアルバム作品を上から100枚ランキング』作成の為、ほとんど邦楽しか聴いていないせいが大きいと思うので、何かしら忘れているはずの「これでしょー」という作品を思い出して気が向いたら書こうと思います。

個人的な「2010年代TOP10」の候補すら今すぐには思い浮かばないくらいですが、「頭2曲が素晴らしい作品」という、だいぶ限定的な条件を付ければ「これかな?」という作品があります。

それは、Apple Musicで検索しようとすると、検索候補が何文字か伏せ字になる(なるんですね)というなかなか過激な名前を持つ日本のバンド、OGRE YOU ASSHOLE(オウガ・ユー・アスホール)が2012年にリリースした5thアルバム『100年後』という作品に収録された、1曲目「これから」と2曲目の「夜の船」という2曲がそれです。

「これから」の方は以前も『五月病対策の3曲』という事で取り上げています。

これから – Ogre You Asshole – 100 Nengo
OGRE YOU ASSHOLE – これから
OGRE YOU ASSHOLE – 夜の船[OFFICIAL MUSIC VIDEO]
OGRE YOU ASSHOLE – 夜の船

これは個人的に今の気分にもとても合う楽曲。
と言いますか、いつ聴いてもフィットしない時が無さそうな楽曲でもあります。
単体でも十分どころか十二分以上に良いのですが、ほぼ同じテイストのこの2曲が続くと相乗効果でより浸れるというか、連れて行かれる感じが強力になります。

ついでに3曲目以下のタイトルを列挙すると

  • 素敵な予感
  • 100年後
  • すべて大丈夫
  • 黒い窓
  • 記憶に残らない
  • 泡になって

というまあタイトル通りそんな感じの作品。
どの曲も悪くなく、ジャーマンロック的な楽曲だったり、いきなり昭和の歌謡曲っぽい雰囲気の楽曲もあったりで、それぞれに工夫が凝らされています。優しくほんのり明るい「記憶に残らない」「泡になって」のラスト2曲は良曲だと思いますが、何と言っても頭2曲がとんでもなく傑出していてここだけ次元が違う。よくこんな曲が2曲も書けたな。と感心しきりです。

一応付け加えると、今回のお題「2010年代、頭2曲が素晴らしい作品」というのは洋楽邦楽問わず全ジャンルの中で。です。思いつく限りでこれ以上のアタマ2曲というのは多分無かった気がします。

それで言うとKARAの日本での3rdアルバム『ガールズ フォーエバー』の1曲目「スピード アップ」から「エレクトリックボーイ」の流れも良かったな。

100年後にはほぼほぼ皆もうここには居ない。
それまでいろいろなことを忘れたり思い出したりしながら暮らしてゆきましょう。

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