【今日の1曲】Neil Sedaka – 恋の片道切符(One Way Ticket)

恋の片道切符 ニール・セダカ 1961
Neil Sedaka – One Way Ticket

一昨日のThe Byrds(ザ・バーズ)からの昨日のCrosby, Stills, Nash & Young(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、以下CSN&Y)へと、David Crosby(デヴィッド・クロスビー)の歩み、みたいな流れになっておりましたが、David CrosbyがThe Byrdsを脱退する事になった原因の一つとして、以前紹介しましたCarole King(キャロル・キング)が夫のGerry Goffin(ジェリー・ゴフィン)と共にヒット曲を量産していた頃に作った、いわゆる『ブリル・ビルディング・サウンド』と呼ばれる楽曲「Goin’ Back(ゴーイン・バック)」を、The Byrdsでカバーするかどうかでモメた。というのが定説です。

それが1967年頃の話で、「Goin’ Back」の初出は1966年。

その後1970年Carole Kingは2回目のソロデビューを果たし、その頃の話は簡単ながら先日紹介した通りで、David Crosby周辺のミュージシャンとの共演に始まり、David Crosby本人とも共演するのですが、今回は時代を遡って1959年の話。

作詞家のHoward Greenfield(ハワード・グリーンフィールド)と共に、売れっ子作家兼歌手として活動していたNeil Sedaka(ニール・セダカ)。

そのNeil Sedakaが学生時代にガールフレンドだったCarole Kingの事を歌った楽曲、その名も「Oh! Carol(おお!キャロル)」が1959年にリリースされます。
但し作詞はNeil Sedaka当人ではなくHoward Greenfieldによるものですが。

で、そのB面として録音されたのが本日紹介の1曲、「One Way Ticket(邦題:恋の片道切符)」。
こちら日本でのみA面とB面を入れ替えて発売され大ヒット。
リリース後、割と早い段階で平尾昌晃(1960年公開の日本映画『恋の片道切符』にも出演)や山下 敬二郎、雪村いづみ&ミッキー・カーチス、かまやつひろし等、何組もの国内ミュージシャンがカバーしています。ミッキー・カーチスは1960年の第11回NHK紅白歌合戦でもこの楽曲のカバーを披露。

確かにこれ日本人の琴線に触れる感じが何となく分かる。「Oh! Carol」も良い曲なのですが、「One Way Ticket」は何せ「恋の”片道切符”」ですからね。イントロからして切羽詰まった悲哀というか切実さのようなものが迫ってくるようです。

この楽曲の作者はNeil Sedaka & Howard Greenfieldではなく、同じく『ブリル・ビルディング・サウンド』を作っていたJack Keller(ジャック・ケラー)とHank Hunter(ハンク・ハンター)によるもの。

『ブリル・ビルディング・サウンド』は大変良質な楽曲がわんさかあるので、色々聴いてみると良いと思います。

ちなみに「Oh! Carol」には「Oh! Neil(おお!ニール)」というCarole Kingからのアンサーソングが存在します。こちら作詞を手伝ったのが、当時の夫のGerry Goffinだったりするという。

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