【今日の1曲】Crosby, Stills, Nash & Young – Country Girl

昨日紹介したThe Byrds(ザ・バーズ)の『Fifth Dimension(邦題:霧の5次元)』。
その2つ後の1968年作品『The Notorious Byrd Brothers(名うてのバード兄弟)』制作中、モメてバンドを脱退したDavid Crosby(デヴィッド・クロスビー)が、The Byrds脱退後、元Buffalo Springfield(バッファロー・スプリングフィールド)のStephen Stills(スティーヴン・スティルス)と、元The Hollies(ホリーズ)のGraham Nash(グラハム・ナッシュ)と3人で1969年に結成したのがCrosby, Stills & Nash(クロスビー、スティルス&ナッシュ)。
名前並べただけのグループ名。

そこにStephen StillsとBuffalo Springfieldで同僚だったNeil Young(ニール・ヤング)が加わったのが Crosby, Stills, Nash & Young(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング、以下CSN&Y)。
これまた追加で名前並べただけのグループ名。

Buffalo Springfieldでは度々衝突していたと言われるStephen StillsとNeil YoungはCSN&Yでもやっぱり衝突。結果、グループ解散の原因となります。
でもこの二人は度々一緒にやっては衝突してはまた一緒にやっては…を繰り返しているので、そーいう間柄なのでしょう。

ちなみにBuffalo Springfieldは日本の音楽史上の最重要バンド(と断定的に書いても全く問題がない)「はっぴいえんど」が大きな影響を受けている事でも知られていますね。

という事で、本日は全員がコンポーザーでもあるという凄いメンバーが揃ったスーパー・グループ・CSN&Yの1stアルバム『Déjà Vu(デジャ・ヴ)』の中から1曲紹介することにします。

…が、どの曲にしようか迷うんですよね。このアルバム本当に良曲が揃っているのでアルバム単位で是非。という感じなのですが、ここから1曲となると、それぞれ性格が異なるキャッチーさを持っているので、人によって一押しの曲が相当バラけると思います。

全ての面が美しい回転する多面体の如き魅力を振り撒きながら、捉えられないまま去ってしまう様な、David Crosbyの奇才っぷりが遺憾無く発揮された表題曲や、ジャケットからは想像しにくいGraham Nash作のお洒落なソフトロック小品「Our House(邦題:僕達の家)」とかも好きですが、今日はひとえに分かり易さでNeil Young作のこちら。

Crosby, Stills, Nash & Young – 09 – Country Girl (by EarpJohn)
Crosby, Stills, Nash & Young – Country Girl

この「Country Girl(カントリー・ガール)」という楽曲は制作者の意図としては組曲で、サブタイトルも含めると「Country Girl: Whiskey Boot Hill / Down, Down, Down / Country Girl (I Think You’re Pretty)」との事ですが、まああんまり難しく考えずにどうぞ。スケール感のある良い曲です。

なんだか古くさいフォークとかカントリーとかが入ったロックって自分とは関係なさそーっす。って印象を持っている人にも是非試しに聴いてみてほしい、多分こういうの興味が無かった人でも、聴いている内にじわじわなりガツンなり来るんじゃないかと思う、豊富なアイデアと大量の旨味成分がひしめき合っている、これぞ名盤。

先日加藤和彦の「3時にウイスキー」を紹介した際にも名前を出したNeil Young。その記事で名前が出た中では唯一存命で、他は全員が故人でしたが、CSN&Yは他の3人も2019年現在全員存命。
ちゃんと調べてはいませんが、これは多分60年代にデビューしたグループでは結構珍しいのでは?

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