【今日の1曲】Teenage Fanclub – Ain’t That Enough

ラグビー日本代表負けちゃいましたね。
昨日のラグビーにちなんで今日は松任谷由美の「ノーサイド」か米津玄師「馬と鹿」、それとも麻倉未稀の「ヒーロー」かなー。

などと考えましたが、昨日取り上げたスピッツと割と音楽性が近いような気がするようなそんなでもないような、且つラグビーW杯で日本との熱戦も記憶に新しいスコットランドはグラスゴー出身のバンド、Teenage Fanclub(ティーンエイジ・ファンクラブ、以下TFC)を紹介する事にします。

Teenage Fanclub – Ain't That Enough
Teenage Fanclub – Ain’t That Enough

これ、リアルタイムナウで記事を書きながら「Teenage Fanclub スピッツ」で検索したところ、どうやら草野マサムネがラジオでTFCの特集をしており、7曲選曲した中にこの曲も含まれていたそうです。

なのでスピッツファンにも自信を持ってお勧めのバンドということになるわけですが、まあファンなら周知の事実か。

TFCは同業者からの評価が非常に高く、かつてNirvana(ニルヴァーナ)のKurt Cobain(カート・コバーン)が「世界一のバンド」と絶賛し、Oasis(オアシス)のLiam Gallagher(リアム・ギャラガー)が「世界で二番目(Oasisの次)に最高なバンド」とこれまた絶賛したのは良く知られた話だと思います。
90年代の英米をそれぞれ代表するバンドのフロントマンが共に賛辞を惜しまなかった凄いバンドな訳ですが、まあ本人達はまあ何といいますかPVを見れば一目瞭然、特にファッショナブルなところもなく、奇を衒ったところもない、如何せん地味な部類のバンドです。

特にトレンドに流されたりせずに、心ある音楽ファンに愛される感じはスピッツにも通じるものがありますね。

さて、この「Ain’t That Enough(エイント・ザット・イナフ)」という楽曲は1997年のアルバム『Songs From Northern Britain(ソングス・フロム・ノーザン・ブリテン)』に収録されています。これは僅か500枚限定の『The King』(1991年作品)を含むと通算6枚目にあたるアルバムです。

このバンドは3人のソングライターを擁しており、それぞれがマルチプレーヤーでもあり、作者がそれぞれボーカルをとる。というユニークな集合体で、その分作風もそれなりに結構広い。

「Ain’t That Enough」は、主にベースを担当していたGerard Love(ジェラルド・ラヴ)が作詞・作曲をした楽曲で、…と、またもやこれ書きながら知ったのですが、Gerard Loveって昨年2018年にバンドを脱退していたんですね…。知らなかった。正直近年ほとんど追っていませんでした。

えー、曲の感想ですが、まずはこのアルバムのジャケットの写真を見て頂いて、

赤いトレーラーの後ろに山や空が写っているなかなか良いムードで印象的なものですが、ジャケット同様に程良く雄大で気持ちの良い感じの楽曲です。はい。曲中の季節は夏のようですが、ここのところ急に寒くなってきて、いよいよ去って行った夏の追憶を込めて聴いたりするのも良いのではないでしょうか。
さて、言語以外でスピッツとの1番の違いはボーカルのコーラスの厚さ、ですね。これはYouTubeのコメント欄にも多く見られるようにThe Byrds(ザ・バーズ)という60年代から70年代前半に活躍したアメリカのフォークロックバンドを想起します。メインボーカルの音量が控え目でコーラスが重なると、良い感じに匿名性が高まるというか、一人称がぼやーっとする感じがします。それ以外の曲調とか演奏はやっぱり結構スピッツに近い感じがするように思うどころか、こういう演奏の曲スピッツに無かったっけ?と思うくらいなのですが、いかがでしょうか?

グラズゴーという土地はどういう訳か良質なバンドが沢山存在し「インディーの聖地」と呼ばれるほど。

かつて日本のデュオ・フリッパーズ・ギターが、その中のThe Pastels(ザ・パステルズ)のバンド名を曲名に入れた「さようならパステルズ・バッヂ」という曲を発表したこともありましたが、それって1989年の話なので、改めて考えるにあれから約30年が経過していますが、現役で活動しているバンドが結構多く、未だに「聖地」であり続けているのは凄い事です。
グラスゴーって何だか時間の流れが違っているような。

個人的には以前紹介したThe Pearlfishers(パールフィッシャーズ)が特に好きですが、本当に良質なバンドやユニットが多いので、色々聴いてみると結構な率で特別な出会いになり得ると思います。この辺は今後も機会があれば取り上げて行きたいところです。

しかしラグビー日本代表最高でしたねー。
来年のオリンピックはもちろん、W杯ここからの残り4試合も楽しみ。

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