【今日の1曲】Fiona Apple – Fast As You Can

昨日はThe Beatles(ビートルズ)の楽曲「Across The Universe(アクロス・ザ・ユニバース)」の秀逸なカバーということで、Fiona Apple(フィオナ・アップル)とRufus Wainwright(ルーファス・ウェインライト)を取り上げましたが、本日はFiona Appleのオリジナル楽曲を紹介することにします。

Fiona Apple – Fast As You Can
Fiona Apple – Fast As You Can

まずお勧めするなら、ひとえにキャッチーさでこれかな。という事で「Fast As You Can(邦題:一刻一秒)」

この楽曲は1999年に発表されたやたらと長い題名の2ndアルバム『When the Pawn Hits the Conflicts He Thinks like a King What He Knows Throws the Blows When He Goes to the Fight and He’ll Win the Whole Thing ‘fore He Enters the Ring There’s No Body to Batter When Your Mind Is Your Might So When You Go Solo, You Hold Your Own Hand and Remember That Depth Is the Greatest of Heights and If You Know Where You Stand, Then You Know Where to Land and If You Fall It Won’t Matter, Cuz You’ll Know That You’re Right(邦題:真実)』
という、当時ギネスにも世界一長い題名と認定された(2007年に記録が破られたとの事)作品からのリードシングル。

昨日も軽く触れましたが、Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)を初めて知った時に連想したのが、Fiona Apple。
どの辺がそうなのか考えるに、サッカーでよく言われる文句、絶対的な「個の力」を有している感じとか、凡百のミュージシャンとは明らかに違う存在感とか。つまりは理屈抜きの主役感みたいなものです。

正直Fiona Appleの方が作詞作曲能力や歌唱力などの音楽基礎力的なものは格段に上だと思いますが、Billie Eilishは絶妙に「ここしかない」という位の良いところを突いている印象。EDMや同時代のhiphopを経由した重心の低いサウンドの今っぽさもそうですが、何よりもまず面構えが良い。繊細そうでふてぶてしい感じ。あと囁きベースであんまり歌い上げない感じ。個性的なファッションに関しては取り敢えずの今だけのもの、っていう気がしますが、ティーンエイジャーのハートを掴むのに一役買うでしょうし、POPってワンアイデアの突破力が大事ですよね。

それに比べFiona Appleの外見って安心して見ていられない感じがある。
昨日選曲するにあたり久々にPV見ましたが、なんかこう全然過去のものになっていない生々しさがある。ファッション感でコーティングされていない点や、PVがあんまり良くない?とか以前に、表情がやばい。

リアルタイムで見ていなかった人が初めて見てどう思うかは不明ですが、Fiona Appleやっぱり違う。本物感が凄い。
なんかいつにも増してひどい乱文になっていますが、改めてFiona Appleは紛れも無い超一級のリヴィング・レジェンドだと思いました。はい。後はあれこれ書いても仕方無い気がするので、聴いてみて下さい。

今回選んだ「Fast As You Can」はそうでもないけれど、Fiona Appleのスロー目な曲とBillie Eilishの曲全般って、結構Portishead(ポーティスヘッド)にも通じるものがありますよね。

あとあの普通のビブラートとちょっと違う感じの声震わせる歌唱法って豊田道倫くらいしか他にやる人パッと思い付かない。

Fiona Appleは1996年のデビューから2019年の現在までの約23年間で4枚しかアルバムをリリースしていないので、全部聴いてみると良いと思います。
あー、でもこのクオリティーのものが4枚も出た事が奇跡的とも言えるよなあ。

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