【今日の1曲】Morelenbaum2/Sakamoto – Insensatez/re-model by alva noto (-REMIX-)

昨日60歳の誕生日だったYoussou N’Dour(ユッスー・ンドゥール)を紹介する際に共演歴があることから名前を出しました坂本龍一。

本日は坂本龍一がMorelenbaum夫妻(パウラ・モレレンバウム&ジャキス・モレレンバウム)と共に制作し、2003年に発表したボサノヴァ作品『A DAY in new york(ア・デイ・イン・ニュー・ヨーク)』から1曲ご紹介します。

Ryuichi Sakamoto – Insensatez
Morelenbaum2/Sakamoto – Insensatez/re-model by alva noto (-REMIX-)

この「Insensatez(インセンサテス)」という曲は、先日亡くなったJoão Gilberto(ジョアン・ジルベルト)らと共にボサノヴァを創生した、詩人のVinicius De Moraes(ヴィニシウス・ヂ・モライス)と、音楽家Antônio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビン)によって書かれたもの(英語版の歌詞はNorman Gimbel(ノーマン・ギンベル))。

(なんか読みにくいな…)
固有名詞が続きますが、このバージョンは坂本龍一とMorelenbaum夫妻らが演奏したものを、Alva Noto(アルヴァ・ノト)の活動名で知られるドイツ人のサウンド&ビジュアル・アーティストCarsten Nicolai(カールステン・ニコライ)がRemixしたバージョンで、日本盤のボーナストラックとして収録されていました。

Remix前の音源はこちら。

INSENSATEZ (A DAY in new york ver.)
Morelenbaum2/Sakamoto – Insensatez (A DAY in new york ver.)

こちらのバージョンも普通に良い。

これに比べAlva NotoのRemixは結構人を選ぶというか、「音がなんか無理」という人がいても不思議ではない、ノイズに分類される「ヂッ」という音や、淡々としながら存在感のある8分音符により若干の圧が生じているのですが、個人的にこれは総体として大変気持ちの良い傑作だと思っております。

元々Antônio Carlos Jobimへのトリビュートとして、Jobimが生前愛用していたピアノを用いて、Jobimが生前使っていたスタジオで、かつてJobimのバックで活躍していたMorelenbaum夫妻と共に坂本龍一がJobimの曲を演奏する。という企画だったのが前作2001年に発表された『Casa(カーザ)』というアルバム。
『A DAY in new york』はその第2弾としてブラジル音楽へのトリビュート盤。という事でしたが、筆者にとって一番印象深く、聴いた回数が圧倒的に多いのはAlva NotoによるこのRemix音源だったりします。
これは坂本龍一ならではの人脈による産物ですね。

なかなか夏が終わらないので、こういうクールなボッサも良いのではないでしょうか。

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