【今日の1曲】Weezer – Island In The Sun

一昨日、9月15日に逝去したRic Ocasek(リック・オケイセック)。
昨日はフロントマンを務めたThe Cars(ザ・カーズ)の楽曲を紹介しましたが、本日はプロデュースワークの中から1曲紹介します。

Weezer – Island In The Sun (Spike Jonze Version) (Official Video)
Weezer – Island In The Sun (Spike Jonze Version) (Official Video)

動物可愛い〜。
こちらはBoAの「メリクリ」を日本語でカバーした事でも知られる(?)、アメリカのロックバンドWeezer(ウィーザー)が2001年に発表した3rdアルバム『Weezer(バンド名がタイトル。ジャケットの背景色から通称「ザ・グリーン・アルバム」)』に収録された「Island In The Sun(アイランド・イン・ザ・サン)」という楽曲で、上記の通りRic Ocasekがプロデュースしたもの。
シンプルな楽曲ながら旨味がたっぷり詰まっています。

このPVを手掛けたのは、Spike Jonze(スパイク・ジョーンズ)という人で、元々はフォトグラファー。そのうちPV監督でCMディレクター。さらには『Being John Malkovich(邦題:マルコヴィッチの穴)』で映画監督デビュー。この作品は日本でも話題になりましたね。ついでに書くと、元妻は映画監督で、日本でもおなじみのファッションブランド『MILKFED.(ミルクフェド)』の創始者の一人でもあるSofia Coppola(ソフィア・コッポラ)。もうひとつついでに書くと、過去に日本人女優・菊地凛子との交際の報道が出ていたりもしました。

この楽曲のPVは2バージョンあって、Spike Jonzeの動物PVはバージョン2。
別の監督が手掛けたバージョン1が以下。

Weezer – Island In The Sun (Official Music Video)
Weezer – Island In The Sun (Official Music Video)

あら不思議、動物バージョンの方が5割増しくらいで良い曲に聴こえる。
こちらの結婚式バージョンが悪い訳ではないと思いますが、まあ普通。こういうの結構あるよね。くらいの感じ。

これらはミュージック・ビデオで聴こえ方が変わる(かも?)という分かりやすい一例だと思います。

時々思い出したように書いていますが、当サイトは一応「音楽って興味はあるけれど、色々あり過ぎて何から聴いて良いのか分からない」「あんまり音楽詳しくないけれど良いものを知りたい」という人を対象にしているので、Weezerの代表曲も合わせて紹介しときます。

Weezer – Buddy Holly (Official Music Video)
Weezer – Buddy Holly (Official Music Video)

こちらは1994年にリリースされた、デビュー作にして今のところ最大のヒット作(アメリカだけで300万枚超え)でもある、『Weezer(こちらも上記の3rd同様バンド名がタイトル。ジャケットの背景色から通称「ザ・ブルー・アルバム」)』に収録された、彼らを一躍有名にした名曲「Buddy Holly(バディ・ホリー)」。

この曲の1stにして早速「物凄く良く出来ている感」は、かなりの部分Ric Ocasekのプロデュース技術の賜物だと思います。
Weezerの登場は、Wikipediaによると「パワー・ポップブームの火付け役」とのことですが、確かに当時そういう印象はありました。ギターぶっとい。全体的にラウド。でもハードロックとは違ってもっとカジュアルでポップなメロディーラインを持っている。で、グランジ系の陰鬱さは希薄。みたいな。でも実際はWeezerの歌詞世界とかも別に陽気という訳ではなく、特に2ndアルバムが結構酷いものだったりするのですが。

昨日書き忘れましたが、ジョン・レノン(John Lennon)の生前最後のインタビューで、Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)の「Hungry Heart(ハングリー・ハート)」と共にThe CarsのTouch and Go(タッチ・アンド・ゴー)を挙げ、「80年代の意匠を纏った50年代の曲」というようなことを述べていました。ちなみにこれは特に否定的なニュアンスではないです。
それで言うなら「Buddy Holly」はまんま50年代のロックンロール黎明期のミュージシャンの名前であり、Weezerのこの楽曲始め優秀なパワーポップ楽曲は「90年代の意匠を纏った50年代の曲」とも言えます。

こちらもPVは先程の動物バージョンの監督、Spike Jonzeによるもの。曲も映像も超キャッチー。これはヒットしない訳がないですよね。

私的なことを書くと、Weezerの「Buddy Holly」って多分20年振りくらいに聴きました。
歌詞が無茶苦茶な2ndアルバムの『Pinkerton(ピンカートン)』は、Oasisの1stか『Pinkerton』か、どちらかが毎回必ず掛かっているというラーメン店で「お店の人は飽きないのかなー」と思いながらちょくちょく耳にしていたのですが。

ちなみに『Pinkerton』はRic Ocasekプロデュース作品ではないのですが、これは思春期の男子の悲惨と、思春期の男子の悲惨とはどういうものかを知りたい女子におすすめの名盤です。

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