【今日の1曲】The Cars – Touch and Go

70年代後半から80年代に一世を風靡したアメリカのロックバンド、The Cars(ザ・カーズ)。

バンドのボーカリストで、ギタリスト、メインソングライターであり、他ミュージシャンのプロデュース業でも知られる、Ric Ocasek(リック・オケイセック)が昨日9月15日に亡くなったと報じられました。

享年75歳。

75歳?そんなに年齢いってたっけ?というのが率直な感想で、70歳説と75歳説があるそうですが、どうも75歳が正解のようです。もう一、二世代若い印象だったので全然ピンと来ませんが、年齢が幾つであれ、The Carsのベーシストでボーカルを分け合っていた相棒、Benjamin Orr(ベンジャミン・オール)も2000年に他界しているので、The Carsの曲がメンバーによって歌われる事はもう無くなってしまいました。

The Cars – Touch and Go (Official Music Video)

本日紹介します、この「Touch and Go(タッチ・アンド・ゴー)」という楽曲は、1980年に発表されたThe Carsの3rdアルバム『Panorama(パノラマ)』に収録され、同作からの1stシングルでもあります。クセのあるボーカルはRic Ocasek。

NYパンクの代表的バンド、Television(テレヴィジョン)をカラフルにしたような印象の楽曲。

世の「名盤ディスクガイド」で取り上げられるThe Carsのアルバムというのは、セールス的に大成功し、ジャケットの女性の見た目もインパクトがある1stか2ndと大体相場が決まっていますが、個人的にこの色気ゼロの白黒チェッカーフラッグのジャケットの3rdが内容的には一番好みです。

昨日紹介のTim Buckley(ティム・バックリィ)の『Starsailor(スターセイラー)』同様、『Panorama』も彼らのキャリアの中で「実験的」「賛否両論」「聴く人を選ぶ」と呼ばれることが多いですが、往往にしてそういうものは、聴き応えがあり、他には無い魅力を発揮したりもするものです。

とは言えこのアルバム、そんなに特別難解な代物という訳ではなく、結構ポップなので、あんまり身構えて聴くと逆に肩透かしかも知れませんが、The Carsを全く聴いたことのなかった人は勿論、1st、2nd、代表曲は聴いたことがあるけれどあんまりピンと来なかった人こそ是非聴いてみて下さい。とは言え「Touch and Go」はベスト盤にも収録されているので、特にマイナー曲という訳では無いのですが。

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