【今日の1曲】松原みき – 真夜中のドア〜Stay With Me

本日は、松原みきが1979年11月5日にリリースしたデビューシングル「真夜中のドア〜Stay With Me」を紹介します。

MIki Matsubara – 真夜中のドア / Stay with me
松原みき – 真夜中のドア〜Stay With Me

Vaporwave(ヴェイパーウェイヴ)に端を発したとされる、世界中の音楽マニアの間での一連のジャパニーズ・シティポップのブームの中でも、竹内まりやの「Plastic Love(プラスティック・ラヴ)」に次ぐくらいの勢いで支持されていると思われる、これもまた象徴的な1曲。

な訳ですが、当時を知っている人からすれば「なんで?」という感じですよね。これ、自分なりに考えるに80年代(「真夜中のドア〜Stay With Me」は上記の通り79年ですがここら辺のプレ期も含めて)〜90年代初頭の音質って異質で、50年代〜70年代までの正統進化や90年代の中頃から現在まで大きく変化していないベーシックなところの音の質感からするとこの時代だけデジタル感が強くストレンジで耳新しいことと、日本のポップ・ミュージックの持つメロディーと「いなたさ」。日本語の持つ異国感。物珍しさ。前提としてインターネットの発達。
この辺は評論家筋がいくらでも考察していると思いますが、大体そんなところかと思います。

さてこの楽曲、先月紹介した杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語」や先週紹介した原田知世の「天国にいちばん近い島」を作曲した林哲司が作曲と編曲を手掛けています。
編曲の方は1978年に発表されたCarole Bayer Sager(キャロル・ベイヤー・セイガー)の「 It’s The Falling In Love(恋をしましょう)」を下敷きにしているのは明白ですが、「真夜中のドア〜Stay With Me」の方がメロディーの歌謡曲っぽい「泣き」の成分が強く、松原みきのボーカル含めアグレッシブな印象です。

聴きどころのひとつとして、後半4分20秒からの松原正樹のギターソロがもうたまらない絶品。先週取り上げた松任谷由実の「影になって」もこの人でしたね。

念のため書くと、松原みきと松原正樹は同姓ですが、特に婚姻関係ではありません。

松原みきは2004年、松原正樹は2016年に亡くなってしまいましたが、残された楽曲の息遣いや指使いがこうやって聴き継がれて行くのだな。と思うと感慨深いものがあります。
改めて、聴き応えのある楽曲です。

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