【今週の3曲】夏の終わりっていつなの?

8月最後の日。
さて、秋の始まりとされる立秋(りっしゅう)は暦の上では8月8日頃。頃ってどういう事?と思いますが、定気法による立秋の瞬間により、8月7日だったり8日だったりするそうです。
これはあくまで、秋の気配が立ち始める。という意味で、別に夏が終わるという訳ではなく、「夏の暑さが極まって、秋の気配が立ち始める」のだそう。次いで8月23日頃から処暑(しょしょ)、9月7日頃から白露(はくろ)、そして9月23日頃から秋分(しゅうぶん)となるようです。
で、結局いつが夏の終わりなのか、いまいちわからず終いなので、気象庁を確認。

結果、気象庁では6月から8月を夏としているそう。
四季全部を3ヶ月区切りで3〜5月を春、9〜11月を秋、12〜2月を冬。としていて、これは分かりやすい。

というわけで明日以降も気候は思いっきり夏だと思いますが、一応夏の終わりという事で、【今週の3曲】まずはこちら。

昨日一昨日と映画のサウンドトラック収録曲が続いたので、本日もサントラから。
1999年に公開された北野武の監督作品『菊次郎の夏』から、久石譲(ひさいし じょう)作曲の「Summer」。

Joe Hisaishi – Summer (Kikujiro)
久石譲 – Summer

久石譲は日本の作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト。
北野映画で言うと1991年の『あの夏、いちばん静かな海。』から2002年の『Dolls』までの(1995年の『みんな〜やってるか!』を除く)作品や、ジブリの諸作品でもお馴染みですね。
それ以外にも膨大な量の作品を手掛けているとにかく良い仕事をする音楽家ですが、ロックやポップス、ジャズ系を好むリスナーからは、あんまり改めて聴かれてない気もする。
この人の音楽をちゃんと聴かないのは勿体無い。良い曲があり過ぎる。

この「Summer」は色々な所で使われているので、映画を未見の人もなんとなく聴いたことがあるのではないかと思います。
ほんと情景が浮かんで来る、映像的な楽曲ですね。

続きまして2曲目。井上陽水と、玉置浩二が在籍しているバンド・安全地帯との合作「夏の終わりのハーモニー」。

井上陽水&安全地帯 夏の終わりのハーモニー
井上陽水&安全地帯 – 夏の終わりのハーモニー

この曲は1986年9月に発売されたシングル曲で、同年1986年12月発売の安全地帯の5thアルバム『安全地帯V(あんぜんちたいファイブ)』にも収録されています。作詞・井上陽水、作曲・玉置浩二。

主張し過ぎず上質な編曲は、安全地帯の他に星勝(ほし かつ)と中西康晴によるもの。

星勝はグループ・サウンズのモップスで1967年にデビューした人で、編曲者としては安全地帯のほとんどの楽曲や、井上陽水、小椋佳の名作、RCサクセションの大名盤「シングル・マン」等を手掛けた人。

中西康晴は上田正樹とサウストゥサウスで1975年にデビューしたキーボーディストで、泉谷しげるや吉田拓郎、長渕剛、尾崎豊、中島みゆき等の楽曲やツアーに参加。名盤の誉れ高い小沢健二の1994年作『LIFE』のキーボードも大体この人だったりします。

井上陽水と玉置浩二の2人の歌唱についてはただただ「極上」という他ない感じ。久石譲の「Summer」もそうですが、「日本に生まれてよかったなー」と、しみじみ思う名曲。

そして最後3曲目ですが、本記事の主題「夏の終わりっていつなの?」を調べるに当たり検索して出てきた記事に、反町隆史と竹野内豊がW主演した1997年の月9ドラマ『ビーチボーイズ(Beach Boys)』のドラマ内にて、反町隆史が「自分で夏は終わりだと思ったら、 その時が終わりなんじゃないかな」という台詞を述べていたという記述を発見。そう言えばそんなくだりがあった気がする。

という訳で、「Forever」。

Takashi Sorimachi 反町隆史- Forever (Beach Boys OST)
反町隆史 with Richie Sambora – Forever

よりによって井上陽水と玉置浩二の後で、冗談みたいな選曲だと思われるかもしれませんが、筆者は結構本気で反町隆史の歌唱には他では得がたい魅力があると当時から思っています。

「Forever」は1997年にリリースされた反町隆史のデビューシングルで上記ドラマの主題歌。当時散々「ヘタ」だの「牛が悶えているようだ」だの「歌はやめてほしかった」だの見た覚えがありますが、この去勢されていない雄雄しいボーカルは超味わい深い。曲もすこぶる良い。何故か参加している世界的ロックバンドBon Jovi(ボン・ジョヴィ)のギタリストRichie Sambora(リッチー・サンボラ)のバックボーカルとのコントラストもまた良い。あと、反町自身による歌詞も普通に良い。まさにタイムレスな名曲。

しかし今年の夏はいつまで続くんでしょうね?

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