【今日の1曲】大野雄二 – 愛のバラード(映画「犬神家の一族」オリジナルサウンドトラックより)

昨日取り上げた映画『八つ墓村』サウンドトラックに続き、本日は同じく横溝正史原作の金田一耕助シリーズ『犬神家の一族』のサウンドトラックから、「愛のバラード」を紹介します。

Yuji Ohno – Love Ballade (愛のバラード)
大野雄二 – 愛のバラード(映画「犬神家の一族」オリジナルサウンドトラックより)

こちらは『八つ墓村』の1年前の1976年に公開されており、金田一耕助を石坂浩二が演じています。昨日も触れました通り東宝による配給作品です(製作は角川春樹事務所)。

映画の方はシリーズの中でもヴィジュアル的にインパクトの強い、象徴的なものが多く登場するので、多分一番知られているのではないかと思いますが、音楽の方もインパクトが凄い。
一発で持って行かれるこの音楽は、このサイトを始めて最初の方に紹介した「ルパン三世愛のテーマ」の作者でもある大野雄二によるもの。

この楽曲を大野雄二の最高傑作に挙げる人がいるのも分かる、集大成的な一曲で、よくこれだけの要素を詰め込めたなーと思います。いや、詰め込めたでは語弊があるか。4分半の中に整然と並んでは絡み合う驚きの情報量、という感じ。ほんと凄い。容赦無い。
子供が見るとトラウマになりそうなジャケットですが、曲はスウィート&メロウ。あーでも情念も渦巻いているような。この頃の大野雄二って全能感すらある。

個人的な好みで言うと、ちょっとこれは豪華過ぎるので、たまーに聴くくらいが丁度良かったりするのですが、言うまでもなく紛れもない名曲。

昨日紹介の、芥川也寸志による「道行のテーマ」と聴き比べてみるのも面白いと思います。両方金田一映画の名曲なのに派手さやスペースの使い方が全然違う。

この「犬神家の一族」オリジナルサウンドトラックは長らく廃盤になったままだと思っていましたが、昨年2018年に紙ジャケでCDが再発されていたんですね。知らなかった。

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