【今日の1曲】L⇔R – EQUINOX

武満徹という人は並外れた音楽家であると同時に、言葉に対しての感覚も非凡なものがありました。

昨日紹介した「そして、それが風であることを知った(And then I knew ‘twas Wind)」の引用センスも流石ですが、自身の著書のタイトルに冠した「音、沈黙と測りあえるほどに」という言葉の鋭敏さには、感動すら覚えます。

この書籍に関しては、松岡正剛の素晴らしいテキストがインターネット上にありますので、是非読んでみてください(検索すればすぐに出て来ます)。武満徹の音楽についても理解が深まるであろう内容です。

さて、ここからは超個人的なイメージの話になりますが、先程の「音、沈黙と測りあえるほどに」。この言葉を見る度、思い出す度、筆者にはある1曲が想起されます。
はい、それがL⇔R(エルアール)の「EQUINOX(イクイノックス)」という楽曲です。

1993年にリリースされた3rdアルバム『Land of Richease(ランド・オヴ・リッチズ)』に収録されている楽曲で、作曲は黒沢健一。作詞のクレジットにある海野祥年とは音楽プロデューサー牧村憲一のペンネーム。
レコード会社の移籍が決まっていたL⇔Rに向けて書かれたとも取れる内容です。
この楽曲について、黒沢健一の死後に牧村憲一が書いたテキストがこれまたインターネット上にあるのでこちらも読んでみてください。
遠山裕によるシンプルなピアノとストリングス。ちなみにアレンジはBeck(ベック)の実父David Campbell(デヴィッド・キャンベル)によるもの。
そこに黒沢健一の歌唱。

はっきり言って黒沢健一及びL⇔Rは全く評価が追い付いていない。

L⇔R エルアール / EQUINOX [イクイノックス] (Reverse)
L⇔R – EQUINOX(Reverse)

上記音源は『Land of Richease』の別ミックス版、『Land of Richease Reverse』収録のもの。個人的には最初にリリースされたバージョンの方が良いのですが、こちらでも十分に良さは伝わると思います。

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