【今日の1曲】These New Puritans – Inside The Rose

昨日のDavid Sylvian(デヴィッド・シルヴィアン)繋がりで、国内だとL’Arc~en~Ciel(ラルク・アン・シエル)のhydeのソロ初期作とか、「David Sylvian好きなんだろーなー」という印象を持っていたので、久々に聴いてみたのですが、思ったより大分アクが強くてちょっと意外でした。

これで当時チャートの1位とか2位とかになっていたのは凄い。本来かなり人を選ぶ音楽というかボーカルだよなあ。こんなにアクセント強かったっけ?って感じですが、もう18年も前なんですね。そりゃ印象もうろ覚えだわ。

今回はちょっと他を当たろう。ということで、丁度今年出た作品で良いのがありました。

These New Puritans – Inside The Rose (Official Video)
These New Puritans – Inside The Rose (Official Video)

色々映っちゃってるので18禁になりそうなPVですねー。
近年なかなかこういう攻めたPVって見た覚えがない。

こちら紹介しますと、These New Puritans(ジーズ・ニュー・ピューリタンズ)というなかなか怪しい(と書いたらダメなのかな?)宗教的な名前の英国のロックバンドで、メンバーは双子とあと2人くらい。だった印象でしたがいつの間にか双子だけになっていました。

デビュー時から、当時Dior Homme(ディオール・オム)のデザイナーだったエディ・スリマン(Hedi Slimane、ロック好き。スキニーパンツを流行らせた人)が彼らの音楽をショーで使用した上、モデルとしても起用して話題になったりていましたね。

ドンドコ和太鼓を叩いていた2010年作の2ndアルバム「Hidden(ヒドゥン)」は、その年の英国音楽メディアNMEの年間ベストアルバムに選ばれたりもしていました。確かにあれは良いアルバムだった。

今回取り上げた楽曲「Inside The Rose(インサイド・ザ・ローズ)」の感想ですが、PVのカット割りの多さのせいもあってなのか約5分にしては妙に長く感じる。

良い音楽って割とすぐに時間が経つ感じで、長く感じるのは大体良くないものだったりするのだけれど、これはそうとも言えない感じ。

後半になって「おお、そう来るか」という構成で聴いていて面白い。

実は同アルバムから、他にもう1曲オフィシャルでPVが作られている楽曲「Where The Trees Are On Fire」というのがあって、そっちの方がDavid Sylvian度数は極めて高いのだけれど、楽曲のキャッチーさ加減はどっちもどっちながら、PVの派手さで「Inside The Rose」の方を選びました。別に両方載せれば良いじゃん。って話なのだけれど。

「Inside The Rose」は今年発表されたThese New Puritansの通算4枚目に当たる同名アルバムの表題曲。
正直に書くと今現在ちゃんと追って聴いている英国ロックバンドってあんまりいないんですけど、このバンド(現在正しくはデュオ?)は最初から他とちょっと違う立ち位置にいるイメージがあって、ロックバンド冬の時代もあんまり関係ない印象。かなりアート寄り。でも?だからこそ?フィジカルに意識的な感じがするんですよね。1stはデジタルで性急なビート、2ndは先述の通り和太鼓まで出て来てプリミティブなビートが効きまくり、2ndの製作過程で楽譜の書き方を覚えたせいか3rdでモロ室内楽風になり、ビート感は部分的にあるものの全体的には鳴りを潜めましたが、それを経由しての新作は今までの要素が良い具合に混じって肉感的。

2019年に出た海外のアルバムの中では、今のところこれかSolange(ソランジュ)の『When I Get Home(ホウェン・アイ・ゲット・ホーム)』(このSolangeの新作って配信かアナログレコード盤でしか出てないんですね。今時だなー)か、山下達郎のサンプリングで話題になったTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)の『IGOR(イゴール)』か、というくらい好印象。
ただ現在筆者は日本の名盤探し&聴き直しに時間を費やしているので、海外の新譜はあんまり聴けてない中でのチョイスになりますが。

ところでこのアルバム国内盤出てないんですね。今までの3枚は全部出ていたのに。
洋楽CDとかって一部除いてほんと売れてないんだろうなー。
Solangeは宣伝にお金を掛ければ掛けた分だけ売れそうだけれど。Byonce(ビヨンセ)の妹だし。一般的には結構知らない人多そうだし。でもSolangeの場合は意図的であってそういうことではないんでしょうね。

それはさておきThese New Puritans。こちらサブスクに全作品あったりするので、感性の豊かな若い人にはもちろん、当時からDavid Sylvianとか好きだった80年代ニューウェーブリアルタイム世代の人にもこれはかなりオススメです。

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