【今日の1曲】David Sylvian – When Poets Dreamed of Angels

武満徹が、敬愛していたロシア出身の映画監督Andrei Tarkovsky(アンドレイ・タルコフスキー 1932-1986)の他界後、その死を悼んで「ノスタルジア -アンドレイ・タルコフスキーの追憶に-」という曲を作曲していますが、誰だったか、他にも同じタイミングでタルコフスキーへの「ノスタルジア」を捧げた作曲家がいた気がするのですが、全く思い出せず。
軽く検索するも辿り着けずモヤモヤしております。

というひとり言から書き出しましたが(まあ現状このサイト自体ひとり言以外のものがあったかと言えばないのですが)、この『Nostalghia(ノスタルジア)』という映画は音楽家の創作意欲を刺激するようで、英国のロックバンドJAPANに在籍していた中心人物David Sylvian(デヴィッド・シルヴィアン)も、JAPAN解散後のソロ第1作『Brilliant Trees(ブリリアント・トゥリーズ)』(1984年作)にて、同映画に影響された「Nostalghia」という曲を収録しています(しかしJAPAN解散ってなんかすごいな。日本解散)。

そう言えば、一昨日取り上げたGRAPEVINEにもタルコフスキーの映画からタイトルを取ったと思われる「鏡」「サクリファイス」がありますね。

もう一例挙げると、日本の作曲家、糀場富美子(こうじばとみこ)も2006年にタルコフスキー没後20周年に「ルブリョフの扉」という無伴奏ヴァイオリン曲を書いています。こちらは映画『Andrey Rublyov(アンドレイ・ルブリョフ 原題:Андрей Рублёв)』(1971年作)に影響されたもの。

と言う訳で本日はDavid Sylvianの「Nostalgia」にしようかなー。と思ったのですが、もうちょっとキャッチーで、初めてDavid Sylvianを聴く人にも良さそうな「When Poets Dreamed of Angels(邦題:詩人が天使を夢見る時)」にします。

David Sylvian – When Poets Dreamed of Angels
David Sylvian – When Poets Dreamed of Angels

個人的には「Nostalgia」も地味に好きなのですが、「When Poets Dreamed of Angels」も清涼感があって今時期に良いですねー。
しかし声の存在感が凄いな。

こちらは1987年作の3rdアルバム『Secrets of the Beehive(シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ)』の6曲目に収録。

ちなみにDavid Sylvianは武満徹の大ファンでもあり、対談が記録として残っていたりもするので、その辺の話もいずれ書きたいなーと思います。

David Sylvianと言えば他にも坂本龍一や土屋昌巳など日本のミュージシャンとの関わりも多いですが、先月取り上げた大友良英も2009年作の『Manafon(マナフォン)』にギターで参加していたりします。

何かと日本に縁のあるDavid Sylvian。
その関連でしばらく選曲ネタに困らなそうです。基本クールで静謐な音像の人ですしね。暑苦しくなくて良いです。

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