8/12【今日の1曲】フリッパーズギター – ラブ・アンド・ドリームふたたび

昨日紹介しました、武満徹「弦楽のためのレクイエム」で指揮を振っていたのは小澤征爾でしたが、本日丁度NHKのTV番組『ファミリーヒストリー』にて小澤征爾の息子、俳優・小澤征悦の原点、ということで小澤(小沢)家が取り上げられていたので、【今日の1曲】はフリッパーズギターを紹介することにします。

小澤征悦のいとこで、小澤征爾の甥っ子である小沢健二。

その小沢健二がリードギターとコーラス、そしてタイトルの名付けや作詞を手掛けていた(作曲は単独だったり共作だったり)、現コーネリアス(Cornelius)小山田圭吾とのユニット・フリッパーズギター。

過剰な自意識に振り回される若者の思春期を鮮やかに切り取ったり描いたり叩き付けたりしたようなフリッパーズギターの音楽。

本日はその中から「ラブ・アンド・ドリームふたたび」を紹介します。

ラブ・アンド・ドリームふたたび / Flipper's Guitar
フリッパーズギター – ラブ・アンド・ドリームふたたび

オリジナルアルバムには未収録の楽曲で、初出は二人がプロデュースしたオムニバスアルバム『fab gear』(1990年12月)に収録されたもの。
時期でいうと、2ndフルアルバム『CAMERA TALK(カメラトーク)』が同年1990年の6月で、3rdにして最終作の『DOCTOR HEAD’S WORLD TOWER -ヘッド博士の世界塔-』が1991年7月なので、丁度その中間にリリースされたものになります。
また、解散後の1992年9月に発売された『Singles(シングルス)』にも収録され、12曲目で最後を締め括るのもこの楽曲。

カードというのは揃う時にはこうも揃うものなのだな。と思う、2人のルックスにファッションセンスに歌詞にメロディーセンスに歌声に出自に時代。
時代というのはどういうことかというと、今のようにインターネットがなく情報や知識に価値があったことや、サンプリングに対しての規制がまだ今ほど厳しくなかったこと、ちょっと漠然とした言い方になりますが、当時の日本の音楽シーンの状況等です。

ナイーブで達観しているようで思春期的な小沢健二の詞作が生きるのは、これまたナイーブで生意気そうでいてキュートな小山田圭吾のこの歌声あってのものだよな、と改めて思います。

そんな彼らの良さがシンプルに呈示された良曲。

“パレードのトロンボーンと 撃つためのドライフルーツ”という冒頭の一節がいきなり素晴らしいですねー。

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