8/5【今日の1曲】Sting – Little Wing

昨日紹介した「Fields of Gold(フィールズ・オブ・ゴールド)」からの流れで、Sting(スティング)の同作『Ten Summoner’s Tales(テン・サマナーズ・テイルズ)』に収録されている「Shape Of My Heart(シェイプ・オブ・マイ・ハート)」を取り上げようかと思ったのですが…

えー、正直に申し上げまして「Shape Of My Heart」、ほんと名曲だと思うのすが、実は筆者はちょっと苦手なんですよね…。あのマイナーコード感剥き出しの音の連なりが敬遠させるのか…。ただ人に勧めるには良い曲だと思います。キャッチーで雰囲気もあって伝わりやすい楽曲。

「Shape Of My Heart」はLuc Besson(リュック・ベッソン)監督の1994年製作フランス・アメリカ合作映画『Léon(レオン)』(日本では1995年公開)のラストシーンで使われていたり、日本の音楽史上最高セールスを樹立した宇多田ヒカルの1999年のデビュー作、『First Love』に収録された「Never Let Go」にギターフレーズが引用されていたり、松尾潔がプロデュースと作詞を手掛けたEXILEの2007年発売22枚目のシングル曲、「Lovers Again」のオルゴール音のようなリフにも多分にこの曲の影響があるように思います(そういえば松尾潔は初期宇多田ヒカルのブレーンの一人でもあった。しかし「Lovers Again」良い曲だなー)。

上記の通り日本でもかなりメジャーなコンテンツに関わってきた楽曲なので、こういう文章書くにはうってつけなチョイスなのですが、個人的に今の気分でStingの曲を選ぶなら、もうそれは「Little Wing(リトル・ウィング)」。

知っている人からしたら「え、そこなの?」「そもそもStingの曲じゃないじゃまいか!」「これ書いてるやつSting好きじゃないだろ」と思われかねない「Little Wing」。Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)のカバー曲です。

ここでLittle WingについてWiki引用。

「リトル・ウィング」はヘンドリックスのもっとも人気のある曲のひとつで、様々な様式のミュージシャンによって解釈、演奏されている。『ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲において、366位にランクイン。

Wikipediaより

もう少し追記すると「Little Wing」はThe Jimi Hendrix Experience(ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス)が1967年に発表した2作目のスタジオ・アルバム『Axis: Bold As Love(アクシス:ボールド・アズ・ラヴ)』に収録された楽曲で、上記Wikiにある通り、本当に沢山のミュージシャンにカバーされています。

が、この曲って凄くキャッチーな歌メロがあるわけではないので、もしかすると日本人には馴染みにくい楽曲かも。しかもここから盛り上がるのかな?というところで、結構あっさりフェイドアウトして行くというトータルタイム2:25秒のちょっとした謎曲なんですよね。筆者はそういうところも含めて好きなのですが、この短さが恐らく数多のミュージシャンの想像力を刺激するのではないかと思います。独自解釈を付け加える余地が多分にあると言いますか。

この曲ってトータルでどうと言うよりも一つ一つのディテールが素晴らしいんですよね。ドラムの音からボーカルのフレーズ、そのボーカルに掛かるエフェクト、ギターのフレーズや空気感等。この曲で366位というのは凄く高いような気もするし、もっと高くても良いような気もするけれど、結局この辺が中途半端で妥当なような気もする。
ジミヘン自身のライブバージョンも複数あるので、色々聴いてみると面白いですよ。

はい、そしてStingのカバーバージョンですが、こちらは1987年に発表された2ndアルバム『…Nothing Like the Sun(ナッシング・ライク・ザ・サン)』の全12曲中最後から2番目に収録されています。

Sting – Little Wing (CD …Nothing like the sun)
Sting – Little Wing

これいつ聴いても最高。
ジミヘンのオリジナルとはまた違った解釈で、素晴らしいカバーと言うよりも別のオリジナルという感じです。ジミヘンの倍の5分3秒あるのですが、さらに倍くらい続けてくれても良いくらい。

この流れでアルバム最後の「The Secret Marriage(シークレット・マリッジ)」もまた良いんですよねー。

大体のサブスクにあると思うので、ジミヘン含め是非聴いてみてください。

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