8/4【今日の1曲】Eva Cassidy – Fields of Gold

昨日岡崎律子の大名曲「For フルーツバスケット」を紹介した際に引き合いに出した、Eva Cassidy(エヴァ・キャシディ)の「Fields of Gold(フィールズ・オブ・ゴールド)」。

Eva Cassidy – Fields of Gold
Eva Cassidy – Fields of Gold

1996年5月に自主制作で発表された『Live At Blues Alley』というライブアルバムに収録された、Sting(スティング)のカバー楽曲で、オリジナルは1993年のSting5枚目のソロアルバム『Ten Summoner’s Tales(テン・サマナーズ・テイルズ)』に収録されています。また、Stingのベストアルバム『フィールズ・オブ・ゴールド~ベスト・オブ・スティング』のタイトルにもなっていたりします。

Sting – Fields Of Gold (Official Video)
Sting – Fields Of Gold

楽曲のコアだけを抽出して放たれた演奏と歌唱が、まるで霊性を帯びて遠くへ伸びてゆくかのようなEva Cassidyの方を聴いてしまうと、Stingの方はだいぶ余裕があるパフォーマンスです。
カバー曲がオリジナルを超えることはあまりない事ですが、これに関しては流石のStingでも些か分が悪い。

先に書きました通り1996年5月に発売された作品ですが、当初この作品は自主制作だったようで、つまりEva Cassidyは地元以外ではほとんど知られていない歌手でギター奏者だったそうです。この録音されたライブは同年1996年の1月3日のもの。昨日も触れた通り、がんにより亡くなってしまったのも同じ年の11月2日。33歳の若さでした。

その後の話についてはWikipediaに記載があるので転載します。

エヴァ死去の4年後、カヴァー曲の「虹の彼方に」(原題: Over the Rainbow)がイギリスBBCラジオ2で紹介されたことをきっかけに大きな反響を呼ぶ。程無くしてコンピレーションアルバム「Songbird (「虹の彼方に」収録アルバム)」がイギリスアルバムチャートのトップになる。アルバムが発売されてからおよそ3年後のことだった。
英国とアイルランドでのアルバムチャート入りをきっかけに、彼女の存在が世界的に認知され、オーストラリア、ドイツ、スウェーデン、ノルウェイ、スイスにおいて、チャートトップ10圏内の人気を得る。

Wikipediaより

『Live At Blues Alley』はUSのAmazonでは、本日2019年8月4日時点で321のレビューがついており、彼女の死後1998年にリリースされた編集盤(『Live At Blues Alley』から「Fields of Gold」を含む4曲が収録されている)『Songbird』にはなんと864ものレビューが付いています。

もう少しレヴュー数について記載すると、AmazonUKでは『Live At Blues Alley』に62レビュー、『Songbird』には348のレビューが付いています。

イギリスの人口約6604万人 (2017年時点)は日本の人口約1億2622万人に比べて約半分より少し多いくらいなので、『Songbird』の348というレヴュー数はかなりのものです。

参考までにAmazonUKでの他のレビュー数をいくつか挙げると、
Justin Bieberの2015年作『Purpose』が616。
Ed Sheeranの2014年作『x』はまあとんでもなく売れているので破格の2262。
Oasisの1995年作『(What’s The Story) Morning Glory』で486。
Radioheadの1997年作『OK Computer』は339。
こうして比べると、Eva Cassidyの人気がどのくらい凄いのかわかると思います。

権利関係の問題なのか、何故か未だ1度も日本では発売された事がないEva Cassidyの作品群。是非多くの人に届いて欲しい音楽です。

『Live At Blues Alley』は当日のライブから13曲を収録したアルバムですが、2015年にはこのライブの完全版33曲とDVD(リージョンが日本で主流の企画とは異なる「PAL」で、通常のプレーヤーでは再生不可の可能性が高い為、その点ご注意ください。PCのプレイヤーで対応出来る事も多いようなので要確認)が付いた『Nightbird』が発売されているので、購入を検討される方にはこちらをお勧めします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました