【今日の1曲】テイ・トウワ – Luv Connection feat. Joi Cardwell, Vivian Sessoms

昨日一昨日とテイ・トウワのプロデュースワークを紹介したので、本日は本人の楽曲を。

そもそもテイ・トウワについてご存知ない方の為に活動初期の略歴を書くと、まずは世界的にブレイクしたハウス/ダンス・ミュージック・グループ「Deee-Lite」のメンバーとしてキャリアをスタートしています。

デビューの経緯は、グラフィックデザインを学ぶ為に留学したニューヨークで出会ったメンバーの手伝いをしているうちに、正式に第3のメンバーになっていたそうで、結構フワッとした感じな模様。このグループについてはWikiに良い感じに纏まっているので引用します。

当時はまだまだマイナーだったハウス・ミュージックを斬新にポピュラー化して一世風靡した最初のグループ。
当初は亡命ロシア人のスーパーDJディミトリーとテキスタイル・デザイナーでゴー・ゴー・ダンサーのレディ・ミス・キアーの2人組みユニットとして1987年にニューヨークで結成。その後、日本のテクノ通には有名(坂本龍一のサウンドストリートの一般から応募されたデモ・テープを流す人気コーナーの常連)だった、ジャングルDJトーワトーワ(テイ・トウワ)が参加し、1990年にデビュー。「最初の音出しは感動的だったわ。トーワがディー・ライトのサウンドを新しい次元、無限のレベルまで連れてってくれたのよ」(ミス・キアー)。
ハンナ・バーベラ・プロダクションのアニメから飛び出して来たかの様なサイケデリック調のド派手なファッションも話題に。それにはジョージ・クリントン率いるパーラメントやファンカデリックのPファンクからの影響も大きく、実際アルバムにはブーツィー・コリンズ等のPファンカーも参加していて、自らの音を「サンプリング世代のファンカデリック」と位置づけ、”サンプラデリック”と表現していた。
デビュー曲の「グルーヴ・イズ・イン・ザ・ハート」(Groove Is In the Heart)は全米4位の大ヒットを記録した。横浜出身のテイの存在ゆえに、この曲のヒットは日本のマスコミでも大きく取り上げられた。またブーツィー・コリンズ等も登場するPVを制作した中野裕之がMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで、日本人初のノミネートを受けている。
しかし、2ndアルバム「インフィニティ・ウィズイン」(1992年)リリース後に、テイは脱退してしまう。理由として、体調を崩してしまったこと、メンバーとの軋轢、そして家族を持ったことなどを挙げている。

Wikipediaより引用

で、丁度そのタイミングで坂本龍一がレーベルを始めるにあたりテイ・トウワに声を掛け、それを契機に日本に拠点を移しての活動にシフトしています。
割とある「日本で成功して世界を目指す。」とは逆でいきなり世界レベルで成功しちゃったという珍しいパターンの人なんですね。このパターンって規模感まで加味すると、後にも先にも今のところこの人だけなのでは。

よく知られた話だと思いますが、日本での活動初期は、吉本興業に所属。これ昔何かの記事で経緯について読んだ覚えがあるけれど失念。軽く検索してみましたが見つけられず。ちなみに担当者は現吉本の会長です(そういえば一時小室哲哉も所属していましたね)。その流れでKOJI1200が実現したのは容易に想像がつくと思います。

ところでWiki内にある、坂本龍一のラジオのエピソードは先日紹介した槇原敬之と共通していたりします。二人とも凄い。

そして1994年に発表された1stアルバム『FUTURE LISTENING!』でソロデビュー。その中の4曲目に収録されているのが、本日の1曲「Luv Connection」です。

TOWA TEI ☆ Luv Connection
TOWA TEI – Luv Connection feat. Joi Cardwell, Vivian Sessoms

これ何気にベースは細野晴臣、ピアノは坂本龍一の元YMO組。エレキギターとエレキシタールは高野寛、サックスは清水靖晃によるもの(「人魚」を共同で編曲した人は清水信之。混同しないように)。
フューチャリングされているJoi Cardwell(ジョイ・カードウェル)は当時(今もか)ハウスシーンの重要シンガーで、ハウスミュージックのパイオニア、Lil’ Louis(リル・ルイス)が1992年に発表した名盤の誉れ高いアルバム『Journey With the Lonely』 に参加した事でも知られています。なお、Luv Connectionの作詞はJoi Cardwellが手掛けています。最後にコーラスを担当したVivian Sessoms(ビビアン・セッソムス)。この人は当時、坂本龍一の楽曲にも参加していたシンガーで、昨年末に惜しくも亡くなった、グラミー賞受賞のジャズ・シンガーNancy Wilson(ナンシー・ウィルソン)の姪です。

改めて聴くにこの時期のテイ・トウワ絡みの音源ってとにかく風化していない。
あと、当然の如く質が高い。

よくある形容詞ですが、都会的で非常に洗練された音楽。この曲好きな人が多いのもすごくよく分かる。

DJ文化が終わらない限り、世界中のどこかの箱で流れ続けるのだと思います。

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