【今日の1曲】NOKKO – 人魚

昨日に引き続きテイ・トウワのプロデュースワークからもう1曲。

レベッカ解散後、NOKKOが1994年に発表した5枚目のシングル曲『人魚』。作詞はNOKKO本人、作曲が筒美京平。編曲がテイ・トウワと清水信之が共同で手掛けています。清水信之は先日紹介した安部恭弘の楽曲でも編曲を手がけていた人です。

詞も曲も大変素晴らしく、編曲に関してはブックレットが手元にない為、打ち込みか生音か判別が出来ないのだけれど(多分シンセで作った打ち込み音だと思う)、ストリングスとハープの音を基調にした、ディズニー映画のような甘美なアレンジが、この曲を時代性と無縁の格調高いものにしていますね。
そんな中で、2:22秒らへんから2:36秒まで約14秒間のエレキギター?のようなノイズと東洋的な打楽器音の組み合わせは、どえらい才気走っている。
この部分って二人のうちどちらが思い付いたのかは不明ですが、これにGO出したのは偉い。やっぱり二人いたからこそ、こういう思い切ったアレンジに最終的にGO出せたような気がする。実際どうかはわからないけれども。

テイ・トウワ関与率だけで言うと、昨日のKOJI1200に比べて低いですが、これは関わった全員が物凄く良い仕事をしていると思います。

言わずもがなの凄い歌唱力で、この曲のNOKKOは所謂「憑依型」のそれですね。あるユーザーの「日本人離れしている」というコメントに対して、「どこの国でも特殊だと思う」というコメントがあり、これは納得してしまう。

こちらはCD音源の方のバージョン。こちらの方が聴きやすい。
動画の冒頭で、「編曲:大川茂伸」と出てきますが、これはカラオケ版の再編曲のことだと思います。映像だけそこから持って来ているようですね。

この曲、ドラマ『時をかける少女』の主題歌になっていて、主演の内田有紀の妹役で安室奈美恵が出ていたのですが、その22年後2006年にカバーしています。他にもJUJU、柴咲コウ、Bonnie Pink、羊毛とおはな、少し変わったところではAlfred Beach Sandal等、様々なシンガーやバンドがカバーしています。
同業者が積極的にカバーしたくなる楽曲。
これはもう現代のスタンダード曲と言っても良いのではないかと。

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