【今日の1曲】Hei Tanaka – 意味はない

今日で上半期も終わりということなので、この半年で気になった楽曲を邦楽から3曲挙げます。

まずは当サイトで令和1発目に紹介しましたORIGINAL LOVE(オリジナル・ラブ)の「ゼロセット」。こちらは今年2019年の2月に発売された通算25枚目のアルバム『bless You!』の2曲目に収録されています。
前身バンドから数えて30年以上のキャリアで、こんなにも瑞々しく抜けの良い曲が出るとは思ってもみませんでした。感服。

続きましては昨日も取り上げたばかりですが、豊田道倫。1月に発表した7曲入りのアルバム『サイケデリック・ラブリー・ラスト・ナイト』の6曲目に収録された、「レボリューション48」。なかなか一筋縄ではいかないアヴァンギャルドな楽曲ですが、とびきりPOPでもあるので是非。そんなに似ているわけではないのに、T・レックス (T. Rex)のディスコソングを想起したり。

そして最後の1曲ですが、4月に発売されたHei Tanakaの1stアルバム『ぼ〜ん』収録の「意味はない」。

今や説明不要の活躍をしている星野源や、俳優業でのTV出演やバンド在日ファンクで活動中の多分名前は知らなくても見れば「ああ、あの人」な浜野謙太を擁した、SAKEROCK(サケロック)の元ベーシスト、田中馨(たなかけい)の新バンドの楽曲です。
SAKEROCK結成時の4人の内、もう1人のメンバーでドラムスの伊藤大地は、先日100sの記事で軽く触れた玉田豊夢に次ぐか並ぶか位の高い評価と人気があるので、どうしても田中馨だけが一歩出遅れているような印象がありましたが、これは一気にスコーンと突き抜けるくらいのインパクトのある楽曲だと思います。

いきなり角が立ちそうなこと書くと、これ個人的にはPV要らないです。情報量が豊かな楽曲なので、音だけ聴いた方が格段に良い。

Hei Tanaka / 意味はない【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
Hei Tanaka – 意味はない

Saxが3本というかなりの変則編成バンドで、この曲に関して言えば、1982年から1992年まで活動していたドイツのアヴァンギャルドなロックバンドCassiber(カシーバー)や日本の大正琴奏者、竹田賢一が率いた「反POP」プロジェクトA-Musikの曲を連想しました。そこにSAKEROCKの持っていたクレイジーキャッツ感をまぶして、結果、ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」にも通じる実験的コミックソング。という印象。ちゃんと現代人の生活に警鐘を鳴らしている感じも素敵というか結局現代人ぽい真面目さがあるというか。

こういうのなかなかトライする人は居ないので貴重だと思います。
星野源の1/10位でも売れたらいいのに。

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