【今日の1曲】ニック・デカロ – 二人でお茶を(Tea for Two)

安部恭弘、Future Flight、Bruce Hibbardと、AOR系の曲が続いている当サイト。
そんなに意図したわけではなくて、何となくこうなっております。
毎日「どうしようかなー」と考えて、今日は思いっ切り別ジャンルに振ろうかと思ったのですが、この曲が不意に頭の中に流れて来たので、そのまま紹介しますね。

Nick DeCaro – Tea For Two.
Nick DeCaro – Tea for Two

Wikiの人物紹介を転載。

ニック・デカロ(Nick De Caro、1938年 – 1992年)は、アメリカ合衆国の編曲家、音楽プロデューサー、シンガーソングライター。洗練された作風の編曲家として名高く、1970年代から1980年代にかけて、数多くのアーティストの楽曲制作に携わった。1974年に発売したソロアルバム「イタリアン・グラフィティ」がAORの名盤として知られる。カーペンターズ、山下達郎、丸山圭子らに影響を与えた。

Wikipediaより引用

この曲が収録された『イタリアン・グラフィティ』について簡単に述べると、収録曲10曲全てカバー曲です。スティービー・ワンダーやジョニ・ミッチェル、ランディ・ニューマンにトッド・ラングレンなど、筆者も個別で愛聴しているミュージシャンの曲が取り上げられております。そもそもの選曲が大変素晴らしく、これを大変優れたアレンジャーであるニック・デカロがテイストを整え、纏め上げたアルバムで、悪くなるはずがない作品です。ソフトロックに、ジャズやソウルミュージックのテイストを流し込んで丁寧に上質に仕上げた、大人のロック。いわゆるAORの元祖になったとも言われる本作。個人的にも大好きなアルバムです。

さて、本日紹介しました、「二人でお茶を(Tea for Two)」。なんと1924年のヒットソングで、元々はミュージカルで使用された曲なんですね。今から95年も前にこれほどの楽曲が存在する事に、アメリカのエンターテインメントの歴史の厚みを再認識します。

歌の内容は、恋人と共に将来を思い描くという、ロマンチックでドリーミーなもの。

何と言いますか、日々の忙しさや慌しさに追われてしまっている人にこそ、4分5秒だけ時間を取ってもらって聴いてほしいです。
日常の喧騒から離れて、心を休めることが出来る、ちょっとしたバケーションのような体験が出来る楽曲だと思います。

この曲はジャズのスタンダードとして様々なミュージシャンに取り上げられている他、クラシック界ではドミートリイ・ショスタコーヴィチが1927年に管弦楽曲として編曲、「タヒチ・トロット」の題名で発表しています(ショスタコーヴィチは思い入れのある作曲家なので、いつか紹介したい)。珍しいところでは、『はなまるマーケット』の司会業などで知られる岡江久美子が1982年に発表したアルバム『YES,I FEEL』カバーしていたりもします。

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