今日の1曲 ちあきなおみ – 喝采

これもまたひとつの「究極」に位置する楽曲。と書いても異論は出ないと思う。

ちあきなおみ – 喝采
ちあきなおみ – 喝采

日本の音楽史で最も歌が上手い歌手は誰か?という問いに、真っ先に挙がるのは美空ひばりだと思いますが、個人的にはちあきなおみと中森明菜も遜色ないと思っています。松田聖子ももちろん上手いのですが、まず何よりも声質が特別過ぎるので、技術云々だと先に挙げた3人。という印象です。他にも岩崎宏美や妹の良美、山口百恵、吉田美和など、まだまだ上手い人はたくさんいますが、筆者の好みと、今あまり音楽が詳しくない人に勧めるという点も加味すると先の3人です。

さて、「喝采」ですが1972年に発売されたちあきなおみの13枚目のシングルで、同年の『第14回日本レコード大賞』の大賞受賞曲です。
この曲って古くならないんですよね。まあ確かに昭和感はあれど、それ以上に鮮度と言うか、タイムレスな魅力が宿っている。
作詞者の吉田旺が最初に決めたタイトルは「幕が開く」だったのを、当時のプロデューサーが「喝采」と命名した。というエピソードがあるのですが、「喝采」って言葉は曲中には出て来ない。でもこれは「喝采」以外あり得ないほどドンピシャなタイトルで、確かに客席からの「喝采」が見える歌なんですよね。この映像喚起力は飛び抜けている。作曲者、作詞者、編曲者に歌唱者、最後にプロデューサーまで、全員が寸分の狂いなく「これ以外あり得ない」仕事をしている、奇跡的な曲だと思います。

この曲は様々な歌手にカバーされており、石原裕次郎や由紀さおりに始まり、徳永英明や八代亜紀、桑田佳祐、一青窈も取り上げています。
これ今回記事を書くにあたり、Wikipedia見て知ったんですが、エレファントカシマシのカバーバージョンもあるんですねー。

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